【本要約】その悩み哲学者がすでに答えを出しています。

【本要約】その悩み哲学者がすでに答えを出しています。

2022/2/8

真実の幸福を得るためには、肉体を切り離し、魂それ自体となり真実を追求すること、哲学とは、生きながら「 死ぬことを練習すること 」である。
ソクラテス
快楽は本来活動に他ならず、それ自身目的なのである。
アリストテレス

将来の目的や計画をいったん忘れ、今この瞬間にやりたいことややるべきことに熱中せよ。

  • 将来の目的を最優先した行為
  • キーネーシス ( 運動 ) 的な行為
  • 今の自分の外にある行為
  • 将来の目的を度外視し、今この瞬間に集中する行為
  • エネルゲイア ( 現実活動態 ) 的な行為
  • 自分にとって楽しく充実しているという状態
    = すでに成し遂げた成果
自分が向いていると心から感じられる作業に全力で打ち込み、充実した手応えを感じながら毎日生きる。
私たちの行為が
私たちの人格全体から出てくるとき
私たちは自由である
アンリ・ベリクソン

私たちは、エクセルのグラフを埋めるように、スケジュール表を空間的に管理している。

時間という目に見えないものを、目に見える空間的な例えを用いて管理することで、時間を有効活用しようとしている。

時間は自分だけの広がりを持ち、自分ひとりの中で、過去も未来もつながって、四次元のようなものになる。そのように、通常の時間感覚を忘れるような主観的で濃密な時間こそ、時間を生きる私たちにとっての自由である。
本当に自由な時間とは、ごく主観的な時間のことである。

幸福の基本は自分の外になにものも期待せず、自分のうちにあるもので楽しむことである。自分自身だけをあてにしてきた人間・自分にとって自分自身が一切合切でありうる人間が「 もっとも幸せだ 」と結論付けることができる。人間は誰でも最も完全に融和できるのは、自分自身を相手にしたときだけだから。

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