資本主義と利子
資本主義は、市場での需要と供給のバランスによって価値を決める手段である。
資本主義は、利子の発明によって、時間による自己増殖機能を獲得した。そして、時間を商品とする市場を生み出した。
資本主義は、本来の商品の市場取引の手段から、変化した。時間が商品となったことで、時間を商品とした利子の獲得が、市場の目的となった
資本主義は、その自己増殖機能を自己制御できない。自己制御できないのに、永遠に成長し続けることはない。
資本主義とテクノロジー
現代の資本主義の基盤である、テクノロジーは、社会を変える力を持つ。
テクノロジーは、社会に、利便性を与える。その利便性ゆえに、それが社会にとって、必要不可欠な存在となる。
人々は、利便性からテクノロジーを利用する。また、人々は、社会的必要性から、テクノロジーを利用する。
そうして、テクノロジーは、人々を、社会を変えていく。

【本要約】14歳からの資本主義
【資本主義の本質】全ての差異を商品化し、売上の数字で測り、成長を原動力とする。常に目新しいものを求め、商品化し市場へ供給する。自己増殖していくので、自分自身の拡大を止められない。時間と共に変化するプロセスが富を生む。
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