【本要約】なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか?

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【本要約】なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか?

2021/8/6

  • 聖書はビジネス書である。
  • 聖書はユダヤ6000年の叡智が詰まった書物として、世界No.1のベストセラーである。
・「七転び八起き」という格言は、聖書の言葉である。
・「人にはできないことが神にはできる」
→人間の能力を超えたすごい技術を見たときに、私たちは「神業」と表現する。

このように、聖書の言葉や表現は、私たちの生活の一部となっている。

キリスト教は、カトリックとプロテスタントという宗派に分かれる。

【カトリック】
頂点のローマ法王に聖書の解釈権がある
偶像崇拝があり、艶やか
【プロテスタント】
信じる者は救われるというように、個人に聖書の解釈権がある。
偶像崇拝がなく、質素
資本主義のルーツは、キリスト教のプロテスタントにある。

プロテスタントでは、自分のエゴによる仕事ではなく、神が与えた天職に励み、勤勉に働くことで、その対価としてお金が手に入ると考える。お金は人々に、より良い商品を安価で提供したことによる隣人愛の結果であり、それは、神の御心にかなっている。

「お金そのものをゴールにするのは間違いだが、お金をたくさん稼ぐことは素晴らしいことだ」と解釈する。

「勤勉に天職に励み富を得ることは、よいことだ」という概念が生まれた。

さらに、生産性を高めるために、限られた時間内で効率よく働くかという工夫が凝らされ、「限られた時間内で多くの商品を作る人が優秀である」という概念も生まれた。

プロテスタントによって、資本主義の礎が作られた。

「時は金である。… 信用は貨幣である。… 貨幣は貨幣を生む。… 勤勉と質素を別にすれば、すべての仕事で、時間の正確と公平を守ることほど、成功に必要なことはない。… 正直であると、人に見させよ。」
プロテスタントの思想の体現者として、アメリカ建国の父親、ベンジャミン・フランクリンの言葉
私たちの人生そのものも投資である。

大きなリターンを手にするために、お金と時間を何に投資するかを正しく判断する必要がある。

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