【リバタリアニズム】⑥大人の定義~子どもはいつ大人になるのか?

リバタリアニズム

大人の定義~子どもはいつ大人になるのか?

2020/10/9

大人になるということ

子どもが大人になるのは、年齢ではない。
私有財産権を確立し、自らの人生を管理するようになったときである。子どもが家を出て、独り立ちするときである。
by マリーロスバート

大人になるということは、自分の意志で決定し、自分で生活の糧を得ること

一人暮らしをしていても、実家から仕送りがある学生は、大人じゃない。社会人として、働いていても、実家に住んでいたら、大人じゃない。一人暮らしをして、働いて、自分の生活費を賄えるとしたら、学生でも、大人である。

参考書籍である『不道徳教育』では、想定していないだろうが、現代における、お金を稼ぐ術は、もはや、雇用主に雇われることではない。誰でも、いつでも、自分の能力を活かせば、お金を稼ぐことができる。

例えば、Youtubeで100万円を稼いでいる5歳児がいたとして、彼が、自分の稼ぎによって、一人暮らしをし、家政婦雇って、自分の身の回りをさせたならば、彼は、もう立派な大人ということになる。

親と子ども

リバタリズムによれば、
「親は原則として、子どもに対する積極的な扶養義務を負わない」とされている。親の役割は、「養育係」である。親がその役割を、放棄したければ、養子に出すこともできる。親がその役割を、放棄しない間においては、適切に、子供を養育する必要は、当然ある。

子どもは、「大人」と「動物」の中間にある存在 である。

Aさんが、Bさんを手助けしているとしても、Aさんは、Bさんの所有者になれない。
Aさんが、犬を飼っているのならば、Aさんは、犬を所有している。
子どもは扶養されることで、親に所有されているが、それは、子どもが、私有財産権を主張するようになるまでの期間である。( = 大人になるまでの期間は、親に所有されている)

そして、親は、扶養する限りにおいては、子どもに対して、支配権を行使することができる。

子どもの労働の現実

ナイキは、ベトナム工場で、劣悪な環境化で、児童労働させているとして、人権活動家を中心に世界中からボイコット運動を受けた。その結果、ナイキは、児童労働を禁止し、18歳未満の労働者を解雇した。

この人権運動の ” 成果 ” によって、失職した児童たちは、物乞いや売春など、より劣悪な労働環境下に置かれた。

モノゴトの本質

モノゴトは、コインの裏表である。

声高に子どもの人権を主張した人権活動家は、ベトナムに行ったことはないのだろう。そして、本質を捉えていない理論を振りかざして正義を唱えた。

モノゴトを論じるためには、前提が必要である。前提を踏まえた上で、はじめて本質が捉えられる。

人権活動家やそれを支持した多くの人々は、ベトナムの現実を知るという前提を踏まえず、ただの理論に終始した結果、子どもを不幸にした。

声を上げるのは、たやすい。そして、声を上げる人の多くは、正しい知識を持っていない。しかし、知識のない声も集まれば、威力を発揮する。

今、日本を、いや、世界を席巻しているのは、そういった知識のない人の声や、権力者によるマスメディア操作である。

不倫、自殺、病気といったニュースは、意図的に拡大解釈されている。

モノゴトは、コインの裏表である。

本質は、何かということは、自分で情報を取りに行くしかない。

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