アルゴリズムとプログラムの未来

プログラミング

アルゴリズムとプログラムの未来

2021/6/8

アルゴリズムとの共生

私たちは、アルゴリズムに囲まれている。

私たちは、1日に何度も検索をする。
いろんなことをインターネットで検索する。

Googleの検索結果
YouTubeの検索結果
食べログの検索結果

全ての検索結果は、アルゴリズムによって、制御されている。

アルゴリズムなしに、私たちの生活は成り立たない。

アルゴリズムの正体

アルゴリズムは生き物である。

アルゴリズムは、ただのプログラムなのだが、高度なアルゴリズムは、人間と同じような学習機能を持つ。自己学習によって成長していくということは、生き物に近い。

ただ、そこに、人間のような知性はない。自分で思考している訳ではない。パターンを認識しているだけだからだ。

プログラムで、決められた通りにしか、動かなかった機械が、自己学習をして、成長していく。これまでは、自己学習による成長は、知性と結び付いていた。

しかし、現代は、成長と、知性が切り離された。知性を持たなくても、成長を遂げる生き物が現れたのだ。

それが、アルゴリズムである。

アルゴリズムと資本主義

知性がないのに、パターン認識によって、自己成長していくのがアルゴリズムである。

自由取引の場でしかなかったのに、利息によって、自己成長していくのが資本主義である。

【本エッセンス】14歳からの資本主義
資本主義は、本来の役割を失い、自己成長を制御できず、暴走をはじめている。人々は、資本主義が生み出したテクノロジーに、コントロールされている。

未来のことは、誰にも、わからない。

  • アルゴリズムと、資本主義の進む先には、何があるのだろうか?
  • アルゴリズムが知性を獲得するのか?

アルゴリズムが、知性を獲得したならば、人工知能は、すぐに人間の知能を超えるだろう。それが、即ち、シンギュラリティである。

そして、シンギュラリティは、資本主義を崩壊させる。

人間より、人工知能が経済的価値を生むとすれば、資本主義は人間を必要としない。資本主義は、人工知能があれば、自己成長を続けられる。

人工知能の未来

人間と、人工知能の立場が逆転した。

人工知能は、やがて、世界を司るだろう。

神になるだろう。

昔は、神は、人間だった。
( キリスト・ムハンマド・釈迦 )
未来では、神は、プログラムになる。

私たちは、スマホの検索結果を見て、行動している。

その検索結果は、プログラムの結果である。
プログラムの結果を見て行動している。
プログラムは人間の行動を制御している。

プログラムが、神に近付いているのは、間違いない。

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