【エッセンス】「 感情 」の解剖図鑑
2021/12/3
感情は、自分の思い通りにならないから、困るのだ。
私たちは、感情に日常生活をコントロールされている。
感情に振り回されないためには、感情を「 娯楽 」にすればいい。
感情をうまく使うことで、目標達成に役立てることができる。
①「 自分はこんな人間だ 」「 世界はこうなっている 」という、個人が信じて疑うことのない固定的な思考=信念が、モノゴトの判断基準となる。
② 五感からインプットされた情報は、脳内で、自分の信念と比較され、その差分によって、感情が生み出される。
② 五感からインプットされた情報は、脳内で、自分の信念と比較され、その差分によって、感情が生み出される。
何かを体験したり思考したりして、脳に何らかの情報が入ってくると、脳は信念と照らし合わせ評価する。
老いや死に対する不安は、人間の力でコントロールできない。その不安に対処するために生まれたのが、宗教や哲学である。
他者と比べたり、他者に見られたりしなければ、「 恥ずかしい 」という感情は起こらない。
恥は「 自分という存在や自分の言動が他人から見られ評価される 」という前提があって初めて生じる、社会的な感情である。
失敗したり、満足しなかった場合には「 恥ずかしい 」ではなく「 自分らしくない 」と考えるようにする。
気持ちいい → 楽しい → 幸福
「 気持ちいい 」というのは、生物が持つ本能である。
楽しいや幸福は、生物の本能に基づいていない、人類が進化の過程で獲得した独自の感情である。
楽しさは一過性のモノで、幸福は持続性があるモノだ。
楽しさは、自己催眠によって作り出す幻の感情である。
安心は心の状態、リラックスは身体の状態である。
期待は、将来、起こるであろう幸福なことを予測したときに生じる感情である。

【本要約】「感情」の解剖図鑑
何かを体験したり思考したりして、脳に何らかの情報が入ってくると、脳は信念と照らし合わせ評価する。
情報と信念のズレによって、感情が生まれる。
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