未来への不安 〜 子どものように『今』を生きるために

湯浅

2021/6/22

本能

家の前の庭に、木苺がなっている。
それを食べに、鳥がやってくる。
鳥は、木苺をいくつか食べて、去っていく。

そんな光景を、たまに見かける。
俺が、たまに見かけるくらいだから、実際は、もっと食べているに違いない。

そして、俺が見ている鳥は、同じ鳥だ。
木苺が、ここにあることを記憶している。

鳥は、人間のように、家に食料を持ち帰って、食料を保存しておけない。
だから、食料がある場所を記憶している。

鳥は、家がある。
鳥は、食をする。
鳥は、食のために記憶する。
鳥は、雌雄で交わる。
鳥は、卵を生む。
鳥は、ヒナを育てる。

鳥は、原始的な本能の欲求で、生きている。
鳥は、未来への不安に対して悩んだりしない。
鳥は、今を、本能的に生きている。
鳥は、食が必要だから、餌の場所を記憶している、過去のことを覚えている。本能が、過去を記憶させている。

知性

ヒトは、知性を手に入れた。
知性によって、時間という概念を、作り出した。
時間を切り取ることで、過去・現在・未来という概念を手に入れた。

そして、その知性によって手に入れた未来という概念に、怯えて暮らすようになった。
ヒトは、未来を想像して不安になる。

そして、その不安のタネは、大体、お金である。
その不安のタネが、生きる原動力となることもまた一つの真実ではある。

子どもが、大人より、イキイキしているのは、今を生きているからである。
子どもは、過去を悔やんだり、明日の心配をしない。
子どもは、今、ここにしか、存在しない。

【本要約】誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則
1日は、1番大切なことから、手を付ける。1日の仕事や行動の中で、1番大切なこと3つだけ決める。その他のことは、余った時間で十分だ。

子どもは、今を生きている。
そういった意味では、「子どもは、知性を獲得していない」とも言える。

子どものように「今を生きれたらいいな」と考える。

でも、我々、大人は、知性を獲得してしまった。そして、知性は、もう手放すことはできない。

未来

我々は、何ができるのか?何をするのか?

未来の不安のタネをできるだけ失くすために、お金を貯蓄する。今を犠牲にして、未来の安心に備える。日々、労働し、対価として得たお金を貯蓄して生活する。

子どもを為して、動物を飼って、自分が失くした「今を生きる」ということを疑似体験する。

「今を生きるためには、どうしたらいいか」を思考し続ける。
「今を生きることとは、自分にとってどういうことなのか」を問い続ける。

行動

「今を生きる」とは、言っても、そんなことは、簡単にできない。

最近だと、
マインドフルネスがいいらしい。
瞑想[めいそう]がいいらしい。
しかし、素人が、いきなり、瞑想しようとしても難しい。

湯浅は、瞑想のYouTubeを聴きながら、やっている。
何でも、最初は先生に習うのがベストだ。
はじめて数ヶ月で、今も続いている。

効果が実感できている感覚は、今のところはないが、潜在意識や無意識化では、効力を発揮しているに違いない。

瞑想は、そんなに、目に見えて何かが変わる類のモノではない。

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