旭川動物園1

旭川動物園1

2022/5/29

・狼を家畜化して犬にして、イノシシを家畜化して豚にした。

・カバの皮膚は厚いが、肌は弱い、乾燥肌である。

・類人猿は、最もヒトに近いサルで、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン、テナガザルの順で、人間に近い。類人猿には発情期があるが、ヒトには発情期がない、ヒトはいつでも繁殖可能だ。

・ペンギンは毎年同じペアである一夫一妻型で、ニホンザルは乱婚型である。群れの中で遺伝的な偏りが起こらないように、近親交配が起きないように生み出された仕組みである。

・旭山動物園では極力人工保育を行わない。
人に育てられた動物は、その種本来の社会性や生き方を学ぶことができないからだ。群れで生活するチンパンジーなどでは、大きな問題となる。

・飼育係が親になることはしなくても、動物が親になる手助けができることもある。

動物達はヒトのように体の不調を訴えたりはせず、むしろ隠そうとする。
→痛みを隠す、弱みを見せることは死を意味する。

能力の欠如や衰えが、死を意味する食物連鎖の動物界では、すべての生き物が生物学的な寿命まで生きていくことはできない。

・旭山動物園では「 その動物らしく命を終わらせてあげなければならない 」と考えている。

命は長く生きることではなく、その動物らしく一生を生きることだ。

・環境で生命が育まれる

・動物は生まれてきた子どもが多かったり、先天的な問題がある場合、親は育児を放棄したり食べてしまうことがある。

・私たちの生活は地球の自然から豊かさを奪い続けることで成り立ってきた。自然が失われる中でヒトだけが数を増やし続けている。

・私たちは生まれた環境の仕組みの中で生きること自然と共存することをやめた。唯一の動物である。

旭川動物園2
ヒトは、生存のために困ることはなくなった。ヒトは、暇な時間が増えた。ヒトは、暇な時間に異常行動をはじめた。ヒトは、過労死という言葉があるほど、死ぬまで働くという、生存を反転させる異常行動をしている。

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