時計という資産
2021/1/2
時計はコモディティ資産
中野に来たので、久しぶりに、中野ブロードウェイへ時計を見に行く。
オーディマピゲのロイヤルオークは、ちょうど、3年前に、買おうとして、店まで買いに行って、出してもらったけど、現金一括で交渉したけど、値下げしてもらえなくて、もういいやと思って諦めた時計である。
値段が、倍になっているやんけ、、
3年で、2倍って、、
そんな資産なんて、滅多にない。
「買っとけばよかった。」というのは、後の祭り。
店員さんに、オーディマピゲって、いつのまに、こんなに値段上がったんですか?と、話しかける。そこから、店員さんから、最近の時計のサイクルやトレンド事情について伺う。
最近は、バティックフリップ、オーディマピゲ、ロレックスが、サイクルとのこと。
世界三大雲上時計のヴァセロンコンスタンタンを差し置いてのロレックスである。やはり、時計と言えば、ロレックスである。メジャー度が、人気と価格に直結している。
時計を、好きな者として、時計を好きな人と話すことは楽しい。価値観が合う人と話すことは楽しい。
時計とは何か?それは、もはや、時間を見るためのものではない。有形資産である。金よりも若干ボラティリティがある、コモディティ資産である。
投資の中で、1番の興味があるのが時計である。時計は、カッコイイし、好きだ。そして、何より、使っていて、価値が増える数少ない種類の資産である。
雲上時計には伝統がある。伝統は、歴史は、時間によってしか作られないから、価値があり、暴落もしない。
店員さんの実感
中野ブロードウェイは、空きが出るたびに、時計屋が入ってきて、どんどん数が増えている。だから、日本の時計価格を決めるマーケットの中心地と言っても過言ではないほどの影響力を持つという。
そして、’ 世界的流行風邪 ‘ 前は、欧米人や、中国人が、よく買いに来ていた。そういった事情を、踏まえると、’ 世界的流行風邪 ‘ が収まった後、もう一段階値上がりすると、予測している。
また、アンティークとしての価値の要素もあり、その個体の経年変化の具合によっても、全然、価格が変わっていく側面も持つ。経年変化によって、その個体が、どのような変化が起き、どういう価値になるのかは、予測できない。未来が見えないという点も、投資する資産と同様である。
将来的な資産のアセットアロケーションに、腕時計を、コモディティ資産として組み込んでいく未来が見えた。オーディマピゲのロイヤルオークも、パティックフリップのノーチラスも、いづれは、資産の一部として、保有する未来は、なんて素敵な未来なんだろう。
コメント