赤ちゃんの笑み
2021/11/17
- 私たちは、昔、赤ちゃんだった。
人間は、赤ちゃんから、成長して、子どもになって、大人になっていった。
- 私たち人間は、全員、赤ちゃんだった。
赤ちゃんは、目が合うと、満面の笑みをくれる。知らない人という概念はない。人間に対して、生き物に対して、動くモノに対して、自分が認識したモノに対して、笑みをこぼす。
そこに打算などない、本能で、笑みがあふれる。
私たちは、生まれたとき泣いた。
そして、そのあと、笑うようになった。
私たちは、不快なときに泣いて、あとは、笑っていた。
この世界のすべてを笑って受け入れていた。
そして、そのあと、笑うようになった。
私たちは、不快なときに泣いて、あとは、笑っていた。
この世界のすべてを笑って受け入れていた。
子どもになって、怒ったり悲しんだりする術を覚えた。
- 自分の意思が生まれて、自分の意思通りにいかないと、悲しんだ。
- 自分の意思通りにいかないのは、誰かのせいだと気付いて、誰かに怒りを露わにした。
いろんな感情を覚えていき、少しずつ、笑みを失っていった。
・この世界のすべてを受け入れて笑っていたのに、いつのまにかこの世界のすべてを受け止められなくなったのか?
・この世界の状況に絶望したのか?
・この世界で笑い続けることを諦めたのか?
・この世界の終わり ( 死 ) を自然と理解したのか?
笑わなくなってしまった。
・この世界の状況に絶望したのか?
・この世界で笑い続けることを諦めたのか?
・この世界の終わり ( 死 ) を自然と理解したのか?
笑わなくなってしまった。
赤ちゃんが笑うのを辞めてしまったのは
・親が悪いのか?
・大人が悪いのか?
・社会が悪いのか?
・国が悪いのか?
・世界が悪いのか?
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