資本家の搾取の現実、そして、労働者の対抗とは交渉

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資本家の搾取の現実、そして、労働者の対抗とは交渉

2020/9/3 , 9/29

資本論や、お金や投資にまつわる本を読んでいると、必ず出てくる、
労働者は、資本家(株式のオーナー)に搾取されているという事実。

前職はiTの会社で、主な業務は、人材派遣であったから、例に漏れず、湯浅も、提携先の企業に、派遣されていた。
そして、その派遣先からの売上が、自分の給与の源泉である。
そして、その売上の3/8が給与だと、オーナー社長は言っていた。
なぜ、3/8かの根拠はない、オーナー社長がそう決めたからだ。

今、考えると、残りの1/8は税金(会社負担分の社会保険料)で、4/8が、売上の半分が給与にしてたんだな。

それが、上場企業で、ボーナスや退職金などの制度も充実してて、「売上の残り4/8のストックした分は、将来的に、ボーナスや退職金で戻しますよー」だったら、まだ、納得がいくんだけど、数十人のベンチャーで、ボーナスや退職金もない。

意味が、わからないなーって、
その時は、思っていたんだけど。

今、考えると、これが、資本家のオーナー社長が、労働者を搾取する仕組みなんだなーと。

でも、そういう風に、売上の3/8を給与にするって、明確な基準があるのは、搾取されているとしても、まだ、いいのかもしれない。
売上を上げれば、自分がスキルアップして、派遣先から評価されれば、給与が上がる仕組みだからだ。

でも、実は、それは上辺だけの仕組みだった。
その後、会社と話し合って、自分が納得いくような新しい仕組み作った。
上辺だけの仕組みを作り、労働者を、いかに、自分の都合よく、労働させることができるかが、資本家の腕の見せ所なのである。
しかし、それに甘んじて、受け入れているようでは、仕組みも、環境も変わらない。
納得いかなければ、話し合う。自分が納得いく仕組みに、交渉する。交渉決裂すれば、辞める覚悟で。
資本家は、より搾取したい。労働者は、より搾取されたくない。でも、落としどころは必ずある。
資本家にとって、” 労働者を失うことが、何よりの1番の痛手 “ ということを認識して、交渉するのだ。

資本主義社会の仕組みを知り、労働者は資本家のために搾取される存在だと知って、どうして、今一度、労働者に戻れようか?
湯浅が、次に、仕事に戻るときは、資本家として、旗を立てる。

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