歴史

社会

思考の構造

感情のない会話は、無味乾燥であり、熱がない。事実に熱はない、感情にしか熱はない。感情は伝染する、感情が乗った言葉が伝染する。感情が乗った言葉を覚えるのだ。

【本要約】「甘え」の構造

ある国民の特性は、その国語に習熟することによってのみ学ぶことができる。国語はその国の魂に内在するすべてを含んでおり、それゆえに、それぞれの国にとって最上の投影法なのだ。
宗教

自己について

体の機能を意識してしまうのは、無我夢中になっていないからだ。完全集中のフロー状態になっているときが私の本質である。 体のことを気にしない、心で考えていない。体や心から、自由になった状態が私である、自己である。
資本主義

奴隷と自由

お金でも、仕事でも、社会でも、囚われている時点で、その何かに隷属している、奴隷である。本当に何にも囚われない状態が自由である。

【本要約】人生の授業

自分がどうにかできる問題には力を注ぎ、どうにもできないものは、放っておく。人は得てして、自分ではどうにでもできないものに囚われてしまい、思い悩んでしまう。

【本要約】起源

言語は人間だけのものだからこそ、人間は善かれ悪しかれ進歩し、動物たちは少しも進歩しなかった。「 人間と人間が関係を結び、言語を用いて交流する 」という人間の共同性は、自然ではなく人為の産物である。
知識

わかる快楽

「 わかる 」という感覚は、進化の過程で、獲得した、快楽である。 突然変異で生まれた「 わかる 」だけで快楽を得る人が、生存に優位だった。
社会

国家と暴力と自由

現代の社会は資本主義だが、それは自由の象徴である。資本主義は、不平等を前提としたシステムである。自由と平等は両立しない。

【本要約】リベラルアーツの法学

リベラルアーツとは、人間が自由な人格であるために身に付ける学芸である。自由とは、いかなる利益をもって誘われても自己を捨てないこと、また、いかなる権力をもって圧迫されても自己を守ることである。

【本要約】代表的日本人

度量の小さい人は、自分だけが得をしようとし、度量の大きい人はみんなが得するよう計らう。聖人が富と徳の正しい関係性を把握していて、結果の富ではなく、源の徳を求めている。
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