思考の変容

幸福

思考の変容

2021/2/2

「日本で過ごして来た39年より、世界一周で過ごして来た1年間の方が価値があるのかもしれない」という思考

日本に帰って来て1年もすれば、世界一周する前までとはいかなくても、日本で生活していた時と、近い思考や思想になるとおもってた。

全然ならない。

根底から覆された思考は、手に負えない。

そもそも、思考が変動しているので、日本を経つ前と世界一周後の思考の差を正確には比較できない。

世界一周は、それまでの日本で過ごして来た39年間の人生の価値観を、全て、壊し去った。そして、全て、更地にした。

全て、フラットになった。フラットになったところに、また、積み上げていく。それは、新しい価値観である。世界一周の経験が生きた価値観である。それは、日本で生きて来た39年の価値観と全く異なる。

人は、自分と違う価値観や、新しい価値観をかんたんに受け入れることはできない。唯一、方法があるとすれば、一度、価値観をフラットにすることである。その方法は、人それぞれであろう。

それが、湯浅の場合、たまたま、『世界一周』だった。

新しい価値観は、「ラーメン屋に行かなくても、家で作るラーメンが美味しい」ということであり、「焼肉屋に行かなくても、スーパーで買ってきた肉を家で焼肉のタレを付けて食べると美味しい」ということである。「いつでも、シャンプーがあって、お湯が出て、湯船に浸かれる」ということである。

そう、例えば、「月20万円あれば、幸せに暮らしていくことができる」という、新しい価値観である。

ただし、それは、日本で幸せに暮らしていく限りにおいてである。

湯浅は知ってしまった。
世界を知ってしまった。
世界は、まるで遊園地のようだった。
日本を知ってしまった。
日本は、まるで天国のようだ。

人は、比較しながら生きている。気付いていないだけで、比較している。ランチは、何を食べようかとトンカツと、ラーメンを比較している。同じ仕事なのに、何で同僚の方が給与が高いんだと、自分の給与と比較している。夜はどこに呑みに行こうかと、ググって比較している。

比較するためには、比較対象がなければならない。比較対象があればあるほど、その選択肢は広がる。比較対象の選択肢とは、様々な経験を通して、培われる。様々な経験を通して得られるモノが、価値観である。

そして、価値観は、変容する。
価値観の変容こそ、世界一周の答えである。

全く同じ景色が、全く異なって見える。
そんな世界を、経験してしまった。

旅という、自分の価値観の壊し方を見つけてしまった。

自分の価値観を壊してフラットにして積み上げる楽しさを知ってしまった。

日本で、ストレスのない仕事をして稼いで、月20万円あれば、幸せに生きていけることは、わかった。だけど、自分の価値観を変容させる旅という遊びを知ってしまったら、もう、戻れない。

価値観の変容、即ち、自分の変容こそ、人生の極み。自分を変容させることほど、楽しいことはない。だから、これから、自分を変容させるという遊びをするために生きていく。

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