【Tik Tok9】消費された資産
2020/12/2
Tik Tokは、過去に投稿した、その時は何の反応もなかった動画が、ある時、誰かが反応して、コメントして、急に、バズることがある。
そんな世界は、他のSNSである、Twitterや、YouTubeや、Instagramや、ブログのどこでも起こらない。時間の経過とともに、コンテンツは、消費されていくから。
この消費されてしまっていたはずのコンテンツである動画が、突発的に復活するというランダム性こそが、Tik Tokのアルゴリズムの特徴であり、ハマる要素である。
新たに湯浅のフォロワーになった人が、湯浅のTik Tokの動画を見る、そして、そこにコメントを残す。
そしたら、コメントを残された動画がジワリとバズる。
消費された資産が、資産として復活した。
なるほど、こんな消費される世界で、消費されたと思っていたコンテンツに対して、新たな価値を生み出すような仕組みを作ったTik Tokって、スゴイ。
ゲームのRPGの宝箱は、ランダムだからこそ楽しい、当たりばかりでは、つまらない。ハズレがあるからこそ、当たりの喜びが大きい。
そのランダム性こそが、おもしろみ。
SNSというエンタメには、ランダム性が必須だ。そして、そのランダム性から、ルールを見つけて、そのルールに従った人が、バズり、影響力を持つ。そして、時には、その影響力をマネタライズする。
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