神との対話

湯浅

神との対話

2022/2/3

未来への架け橋 〜 想像
私は、神になれない。私は、ただの人だ。では、神になるのではなく、神を作ろう。神の言葉によって人々は行動を起こす。=人々に行動を起こすきっかけを与えるモノを「 神 」と定義しよう。神の造成への道である。
賢人 → AI
図書館の本を全部読んだ人工知能 ( AI ) との対話

私「最短で、金持ちになる方法を教えてくれ。」

賢人「なぜ金持ちになりたいのだ?」

私「世界を見たいのだ、世界のすべてをこの目で見たいのだ」

賢人「なぜ世界をみたいのか?」

私「世界を知りたいのだ。世界をこの身体で体感したいのだ。」

賢人「なぜ世界を知りたいのか?」

私「世界は広大で私の知らないことばかりだ。世界を知ることで、日本を知ることができる。日本人を知ることができる。世界は、日本・日本人を映す鏡なのだ。」

賢人「なぜ、日本人を知りたいのか?」

私「私が日本人だからだ。私は日本人というメガネを通して世界を見ている。私が見る世界は、日本人が見る世界だ。その日本人というメガネを外したいのだ。ありのままで、世界を見たいのだ。日本人という枠組みでの思考を外したときに、世界はどう見えるのか、知りたいのだ。そのために、日本人を知る必要がある。」

賢人「なぜ、ありのままの世界を見たいのか?」

私「ありのままの世界を見たときに、はじめて、自分が相対化される。世界の一部である自分が、わかる気がするんだ。私は私のことを知っているつもりだけど、私は私のことを知らないんだ。私は他人を通して比較することで自分を知る。私は他人の目を通して見た自分を、他人の言葉によって知ることができる。絶対的な私は存在しない、私は、相対的にしか捉えられない。ありのままの世界によって、自分が相対化され、本当の自分という存在について、知ることができると思うんだ。」

賢人「なぜ、それほどまでに、自分を知りたいのか?」

私「私は他人と違うみたいなんだ、なぜ他人と違うんだろうとずっと思ってたんだ。そして、学んでいるうちに、自分のことなのに、自分のことを全然知らないことに気付いたんだ。それって、なんか変だなって、思ったんだ。自分のことは自分が一番わかっているはずなのに、全然、自分のことわかってないという矛盾。それに気付いてしまった。そんなモヤモヤを解消したい。私は自分のことを知るという、私にしかできないテーマを掲げたんだ。そのために、相対化するために、他者がいて、世界があって、本がある。すべては、私が、私を知るための存在なんだ。自己知という人生のテーマの答えは、人生の最期のときにしか出せない答えだ。私は自分の知の結晶だけ持って、死という未知に対峙する。人に与えられし、最後の知を迎える。人は、死んだらどうなるのか?世界中のすべての人が知りたい疑問、死をもってしかその疑問の回答を得られない、人生で最高の甘美の知、死知。『死んだらどうなるのか?』という最高の未知を求めて、それを迎えるまでは、私は、私を探し続ける。」

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