2021/6/5
新しい世界
YouTubeで、無料のイラストを使うようになって気付く。
湯浅は、「いらすとや」というサイトのイラストを使っている。
作品数が多く、痒いところに手が届くイラストが多数あるので、便利で多用している。
これまで、気付かなかった景色がある。街中の至る所に「いらすとや」のイラストを使ったPOP広告があるのだ。
普段、何気なく目にしている中では気付かない世界である。新しい何かをはじめたことによって見える世界である。
クリエイターのゴール
無料のイラストである。
イラストのクリエイターは、無料のイラストを大量に書いた、何年にも渡って、毎日、描き続けた。
そうすると、そのイラストを使う人が、増えてくる。
街で、イラストを見ることが増えてくる。
クリエイターは、世界の一部となった。
街を歩けば、至る所で、自分の作品が使われている。自分が存在しなかったら、有り得なかった世界である。自分の存在証明が至る所にある。
クリエイターは、世界を変えた。
クリエイターのゴールであろう。
モヤモヤの可視化 = 共感
バンクシーという画家が好きだ。
そのロックな作品が好きだ。
自分の社会に対する思想を、作品に込めた。
反社会的な思想は、一部の人に受け入れられ、そして、世界へと広がった。
僕らは、この社会にモヤモヤしている。
バンクシーは、そのモヤモヤを、代弁してくれた。だから、人々は、共感した。
湯浅というクリエイター
俺も、モヤモヤを発信して、誰かの共感を得たいのだろう。
知識によって、自分の中のモヤモヤが解消されてきた、可視化されてきた。
それを、クリエイトして、発信する。
それが、ブログであったり、YouTubeであったりするわけだ。
- 伝えたいのは、「こうした方がいいよ」ではない。
- 伝えたいのは、「こういうこともあるよ」である。
- 伝えたいのは、「俺は知らなかった、君は知ってた?」
- 伝えたいのは、「俺はこう考えるけど、君はどう?」
俺は、俺の考えをロックする。
そのロックを誰かの共感を招いたら、クリエイター冥利に尽きる。
クリエイターという世界は、いかに厳しい世界なのかを痛感する。
こんなにも、不安で残酷な世界があったなんて。
ぬくぬくと、言われた通りに、サラリーマンしてきた人生だった。
社会に認められる職業があって、
安定的な給与があって、
それによって、人から評価される。
そんな当たり前がない世界が、クリエイターの世界である。ここには、何、ひとつない。否、あるのは、信念だ。自分を信じる信念だ。自分を信じ続ける信念だ。ただ、それだけを支えに、歩く。
ハイリスク、ハイリターンの世界である。
でも、この茨の道の先にしか、掴みたい未来はない。
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