物欲時代は終わった 〜 現代は、記憶・希望を欲する世界だ。

社会

2021/6/23

物欲

人は、今、物質的に豊かになり、物を必要としなくなった。

スマホさえあれば、ほとんどの欲求は満たされる。

  • 食欲
    Uber Eats・ネットスーパー
  • 性欲
    エロ動画・デリヘル
  • 娯楽
    ゲーム・テレビ・YouTube・Tiktok・動画配信サービス・ニュース
  • つながり
    メール・LINE・Twitter・InstagramなどのSNS

だから、人の興味は、物質から変化した。

今に変化した。

モノ社会から、コト社会へと変化した。
コトとは、体験や経験である。何かを体験することに価値を見出した。買って、モノを保持するよりも、体験して、記憶を保持しておくことに価値を置いた。

未来

未来に変化した。

  • 未来とは何か?

未来とは、不確定な将来である。
そして、その不確定さに不安を感じるのだ。

人は、安心・安定を好む生き物だ。不安・不安定は嫌なのだ。

  • 不安の正体は、具体的には、何か?

「お金の心配なく、健康で、長生きできますように」というのが多くの人の未来への不安を可視化したモノだろう。

  • お金が不安だから、未来に備えて、貯蓄しよう、投資しよう。今の豊かさよりも、未来への不安を解消するために、お金を貯蓄しておく。
    金融投資とは、今の豊かさの享受よりも、未来への豊かさへの投資である。
  • 健康が不安だから、健康の情報を欲する。健康に関する器具・食品を買う。健康のために運動する。健康に多くのお金・時間を割く。
    健康とは、未来への自分の身体への投資のことだ。
健康教
世界に絶対などない。何かを絶対的に信仰することを、宗教という。健康を絶対的なものとして信じている。すべての人が、「健康でありたい」と願っていると思う。それは、健康教を信仰していることだ。
人は、今、お金を物に変えない。
体験して、思い出の記憶に変える。
投資して、未来への希望に変える。

あたらしい世界
あたらしい価値観
未来の創りかた

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