価値観の多様性
2021/11/17
日本
- 犬を飼っている人は「犬は家族だ」と言う。
でも、犬を連れて、店内に入れない。 - 子どもがいる人は「子どもは家族だ」と言う。
だから、子どもを連れて、店内に入れる。
犬は、吠える。
子どもは、泣く、騒ぐ。
・「犬は家族だ」という価値観もある。
・「犬は動物だ」という価値観もある。
・「犬は動物だ」という価値観もある。
- 犬を飼ったことがある人は「犬は家族だ」という価値観に同意するはずだ。
- 子どもがいる人は「子どもは家族だ」という価値観に同意するはずだ。
- 子どもがいない人は「子どもを家族だ」という価値観に同意するはずだ。
自分も、昔、子どもだったのだから。
私たちは、自分が経験したことならば、それを価値観として理解できる。
- 結婚してない人は結婚している人の価値観は理解できない。
- 子どもがいない人は子どもがいる人の価値観は理解できない。
- 離婚していない人は離婚している人の価値観は理解できない。
そもそも、人の生きてきた人生なんて、それぞれなんだから、そこで培われた価値観なんて、同じように理解不能だ。
社会に受け入れられている、価値観 〜 家族である犬は店内に入れないけど、子どもは店内に入れる 〜 を、常識と言っているのが、日本だ。
アメリカ
アメリカは、自由の国だ。
何が自由なのか?
信仰の自由だ。
どんな宗教を信仰しようが、尊重される。
だから、世界から、人が集まる、世界にはいろんな人がいる、いろんな宗教や考えの人がいる、多様性が常識となる。「法律というルール遵守する限りは、何をしても許される」という常識がまかり通る社会だ。日本のような常識は存在しない。
- 日本からイノベーションは生まれない。
- 「みんなと同じ」という常識を重んじる社会からは、常識を覆す新しい発想は生まれない。
多様な価値観を知ること、価値観の多様性を受け入れること、それは、OSの再インストールのような大掛かりな作業である。
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