義務感と楽しみ感
2021/10/6
モノゴトは、自発性を失った瞬間に、怠惰なモノになる。やりたいことは、やらされることに転じた瞬間にその価値を失い、ただの厄介ごとになる。
洗濯
- 「朝から洗濯物を干す」という価値観ならば、晴れた日なら、仕事に行く前に、「忙しい」と思ってネガティブに洗濯物を干す。
- 休日の日で、起きた後、「晴れてるなぁー気持ちいいなー」と思って、洗濯でもするかと、ポジティブに洗濯物を干す。
- 「朝から洗濯物を干す」という価値観がなければ、天気予報を見て、明日が晴れなら、夜に洗濯物を干す。わざわざ、朝の忙しいときに、ネガティブに洗濯物を干す必要はない。
- 「洗濯物を干す」という価値観がなければ、ドラム式洗濯機で、乾燥までやってしまう、ポジティブもネガティブも存在しない。
料理
料理は好きだ。料理は創作活動だ。しかも作るだけではない、食べられるのだ。2回楽しみがある。
料理は作ってよし、食べてよし。
プラモデルは、作ってよし。
車は、乗ってよし。
プラモデルは、作ってよし。
車は、乗ってよし。
朝から弁当を作るのは、ネガティブになってしまうから、夜作って、朝はご飯を詰めるだけだ。料理はすぐ食べないのなら、1日前に作ろうが、半日前に作ろうが、6時間前に作ろうが、同じだ。「朝から弁当を作る」という価値観は存在しない。合理性でしかない。
夜ご飯を食べる前に作るのも、ネガティブになってしまう。温めるとか、焼くとか、揚げるとかだけの最低限がいい。切ったり、味付けたり、煮たりとかいった仕込みからやると食べるまでの調理時間が長くなって、ネガティブになってしまう。だから、仕込みは、夜ご飯の後、酒を呑んだ後に、酒を呑みながら、自由時間に創作活動として、ポジティブにやる。
料理を、今、食べるために作るのは、忙しい。やらされ感がある。作らなければならないという義務感が生じる。
料理は、明日すぐに食べやすくするために、ポジティブな理由でやる。忙しくなく、やらされ感がなく、料理することを楽しむために作る。明日の食事が楽しみになるために作る。未来の快適さのために作る。
義務とモチベーション
いつどこで何をやるか?
すべて自分の選択である。
そして、モノゴトを「やらなきゃいけない義務にするのか」、「やりたい、やりがいがある楽しみにするのか」は、自分次第だ。
好きなことも、忙しいときにやれば、やりたくないことに転じることもある。
好きなことも、必要に迫られてやると、楽しめなくなることもある。
好きなことを楽しむためには、好きなことをいつ、どんな状況でやるかも重要である。
好きなことも、必要に迫られてやると、楽しめなくなることもある。
好きなことを楽しむためには、好きなことをいつ、どんな状況でやるかも重要である。
例えば、仕事だとしても

【本要約】フロー体験入門
登山者が、頂上到達をゴールとするのは「頂上に到達したい」という願望があるからではない。目的は「ゴールに向けて登る」という体験である。頂上というゴールがなければ、登山は無意味な山歩きになる。
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