旅とハプニングと思い出と

東北旅10

時間という概念を再構築する
時間とは意識をどこにおくかで変容できる。時間という概念は、意識だ。

2021/8/10

旅にハプニングはつきものだ。

逆に、ハプニングのない旅は、つまらない。ハプニングという予想外が、旅を色濃い記憶として保存してくれる。

電車が1時間に1本で、その電車は行ったばかりで、1時間弱待ちである。

帰りの電車も1時間に1本だから、時刻表を見て、それに合わせて観光する。でも、結局、時間通りに観光するなんてできなくて、40分待ちである。ここまでで、合計1時間40分待ちである。

すると、なんと、本日は、強風のため、電車を間引きして運転しているとのこと。1時間に1本の電車が2時間に1本の電車になっている状況だ。そう、40分後の電車は運休である。1時間40分後の電車しかない。マジか。予定が狂うじゃないか!

旅にハプニングは付き物だし、これくらいはあるよな。でも、ここは日本だから、これくらいの浅傷で済むんだよな。海外なら、電車間引きじゃなくて運休とかだもんな。荷物ロッカーですけど、宿も予約してますけど、行けないって、、、みたいな。

1時間40分待ちは確かに面倒だけど、許容範囲である。

行きの1時間待ちと、帰りの1時間40分待ちで、合計2時間40分待ちである。観光地の滞在時間よりも、電車の待ち時間の方が長い。

多分、記憶に残るのは、山寺という観光地よりも、「すげー待ったなー」という記憶である。山寺を見た感動よりも、「行きの電車が1時間待ちで、帰りの電車が間引きされて、1時間40分待ち」というショックの方が、感情が動いた。

感情の動きが大きい方を脳は記憶する。

それが、思い出だ。

旅とは、だいたい、そんなもんだ。

創造は想像の産物
人間は、なんで2本しか腕がないんだろう。神様みたいに腕が4本あったら便利なのに。

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