東北旅11

「悪魔とのおしゃべり」からの思考

2021/8/10
腕4本の神様
石像の神様を見ておもう。
人間は、なんで2本しか腕がないんだろう。神様みたいに腕が4本あったら便利なのに。
そもそも、なぜ、腕が4本の神様が生まれたのか?
その発想はどこから?
考えてみても、動物ではない。動物の時点で、蛇を例外とすれば、手足で4本である。
昆虫まで、遡ってはじめて、6本の世界に辿り着ける。昆虫から、+腕2本思いつく?
カブトムシを見て、神様に、腕あと2本足したら、かっこいいって気付く?カブトムシって、全部、足じゃんってなるんだよなー
でも、どこかで、誰かが、考えたんだろう。神様は、腕4本あってもいいっていう風に。
象の鼻や、キリンの首のように、遺伝子の突然変異を繰り返していけば、ずっと未来には、腕が4本の人間が誕生するかもしれない?
人間が海の魚から進化したとするならば、その変異を考えれば、腕4本は大したことない気がする。
カエルの指は4本だ。人間の指は5本だ。
腕が4本あったら、どんな便利なことがあるかを想像する。
傘さしながら、チャリ乗れる。
セックスは、めちゃくちゃ上手くなる気がする。
料理は、切りながら炒めたりできそうだ。
手を4つ洗わなきゃいけないし、服も腕をあと2本通すところが必要になる。それでも、まあ、便利なことの方が多そうだけど。
想像と創造
存在しない世界を想像する。旅は非日常だ。非日常が、頭を柔らかくする。東京の神社で4本の腕がある神様を見ても、何も感じない、何も思わない。旅だからこそ出てきた発想だ。
机の上で、うんうん唸ってても、いいアイデアは浮かばない。体を動かす、運動する、日常から離れる、非日常の中に身を置く。そうやって、体や脳を、いつもと違った状態にする。
小説家の村上春樹も旅好きだ。独創的なアイデアは、旅から生まれるのか?
旅とは、非日常の産物だ。非日常から想像が生まれる。想像から創造が生まれる。
創造とは、モノ書きにとって言葉だ。写真家にとっては写真だ。絵描きにとっては絵だ。音楽家にとっては音楽だ。
そんな人たちは、想像から創造する。

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