【本要約】中村天風から教わったやさしい瞑想法

【本要約】中村天風から教わったやさしい瞑想法

2021/9/18

瞑想とは?

私たちの心の自然は、人生の過程で体験する苦労や悩みで失われている。
瞑想は、心の自然を取り戻すことだ。
  • 心の自然は、赤ん坊の心である。
  • 雑念がなく清らかな汚れのない心である。

瞑想とは、赤ん坊の心に一時的に自分の心を戻す試みである。

瞑想は、空である。無ではない。
無は有の否定である。
空は有である。
  • 瞑想は、心を洗うこと。
  • 瞑想は、自然な意識状態、自然を取り戻した意識状態である。
  • 瞑想は、自己を経験的に知る道である。
  • 瞑想は、意識の拡大であり、絶対的で実在の内的次元を経験することだ。

瞑想の効果

【瞑想状態体験の効果】
・嫌なことを忘れやすくなる
・心を休めることができる
・心が安定する
・安心感が広がる
・心身の健康につながる
・プラス思考になる
  • 瞑想を習慣化している人は病気も治りやすく、早くに健康を取り戻す。
  • 瞑想を実践することで、素晴らしいアイディアが心に浮かんでくる。

瞑想によって本当の自分が実感できるようになり、真の自己から意志が生まれる。意志によってプラス思考になる。

  1. プラス思考は自己暗示であり、自己暗示には瞑想が効果的である。
  2. 瞑想によって、顕在意識が、明澄 ( めいちょう ) になり、無意識 ( 潜在意識 ) が、心の表面に出てきて、非常に暗示を受けやすい状態になる。
  3. 瞑想の直後は自己暗示がうまくいく。

瞑想の実践

・人は何のために生まれてきたか?
・人は人生をいかに生きるべきか?
・人は死んだらどうなるのか?

これからの問題は、物理的な現象を論理的に観察する科学的な方法では、解決できない。哲学的な内観で、解決するしかない。内観とは深く自分の心の奥を見つめること=瞑想

  • 瞑想によって、心も体も一つにして、答えを実感する。
  • 瞑想は、心も体も一つにする、心身が統一した状態である。

瞑想のときは、顕在意識があまりはたらかなくなり、潜在意識 ( 無意識 ) が活発にはたらくようになる。潜在意識には、人類が共有する古代からの知恵があり、潜在意識の奥深くに生命力がある。

天風式瞑想法

仏教では、我という言葉は、「自己という意味」と「雑念という意味」がある。
・雑念のない集中した意識の状態を無我という。
・集中していることは、一つの念がこもっている状態である。
素晴らしい集中の状態を無我一念という。

集中の無我一念の先に、瞑想の無我無念がある。

【天風式瞑想法】
無我無念
=何も考えていない、何も思っていない

無我無念では、感覚はハッキリしており、どんなことが起こっても、それに適応できるような意識の状態である。心が静謐 ( せいひつ ) なとき、真理を感得できる。

【無我一念法(一点注視法)】

  1. 視覚を一点に集中する。
    白地に描かれた丸い黒い点が、最も簡単である。
  2. 丸い点をしばらくじっと見つめ、目を閉じると眼底の網膜の上に黒い点が反転して白っぽい丸い点が、浮かび上がってくる。
  3. 白い点が浮かび上がってきたら、目を閉じたまま、白い点を凝視し続ける。
    この境地が、無我一念である。

【安定打坐法(一音傾聴法)】

  1. 半眼で、流れるような連続音を聴く
    半眼 … 視線を約1m先に落とし、視界が半分になっている状態
  2. 音と自分が一つになるくらいに気を込めて聴く

瞑想の秘訣

  1. 「雑念を消そう、何も考えない」と努力すれば、それはもう集中でも瞑想でもない。
  2. 考えないようにすると「考えない」ということを考えてしまう。
  3. 浮かんでくる雑念は相手にしないと次々に消えていき、また浮かんでくる。
  4. 雑念が浮かんだとき、音に集中すると、雑念が消えていく。

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