感情のコントロール
2021/10/7

非科学な感情
「感情は娯楽だ」というから、感情を遊びのように捉える訓練を始める。
- 車や自転車にぶつかりそうになって、ヒヤッとしたときに「怖い、危ない、ムカつく」となっていた感情を切り替える。
- 「コレは、ジェットコースターのようないい娯楽を体験させてもらった、無料で」と、楽しい感情に切り替える。
それが、「感情の正しい扱い方だ」と思っていた。
それは、意識的なモノである。
自分で意識して、ネガティブな感情をポジティブな感情に切り替えている。
無ではない。
有から、有への切り替えである。
宗教・スピリチュアル・自己啓発・マインドフルネス・瞑想・非科学は教えは、無を目指す。
そのまま受け入れる。
反応しない。
判断しない。
起こった出来事に、感情を付けない。
喜怒哀楽というラベルを付けない。
それが、「悟りであり、幸福への道だ」という。
「感情は、娯楽だから、煩悩である」ということだろう。
自分の感情
あの服が「かわいい」という感情が持てないし、わからない。俺には、花柄の服が存在しているだけだ。花柄の服は、そこに存在しているだけなので、感情が生まれることもない。
俺は、蚊に刺された、「ムカつく」という感情になる。蚊に刺された、「痒い」という事実があるだけで、「ムカつく」という感情はないと言う人もいる。
感情とは?
・モノゴトの捉え方次第である。
・自分の価値観次第である。
①自分次第で、感情をコントロールできる。
ネガティブをポジティブに変換できる。
意識的にネガティブな感情を抑える。
②事実として捉える訓練をして感情を発生させないようにする。
感情のスルースキルを高める。
「そうした方が生きやすいよ、穏やかに生きられるよ、健やかな人生になるよ。」
って、非科学が教えてくれる。
赤ちゃんの感情
私たちは、生まれて、はじめての行動は、「泣く」という行為だ。私たちは生まれてすぐに泣く。
- この世界に誕生した喜びで、泣いているのかもしれない。
- 死というゴールを知覚して悲しみで、泣いているかもしれない。
そして、赤ちゃんの頃、話せない頃には、すべての感情を泣くことで、表現する。
感情がなければ、感情を表現できなければ、泣かけなければ、赤ちゃんを育てるのは難しい。
そして、泣く以外のいろんな感情を、喜怒哀楽を、獲得して、成長していった。
感情の向き合い方
私たちが生きていく上で必要だった感情は、いつしか暴走をはじめる。
私たちは、感情に操られはじめる。感情によって行動を支配されはじめる。
そこに非科学が警鐘を鳴らす。
感情に人生を、さらわれてませんか?
感情をスルーしましょうと。
果たして、それは、正しいのか?
確かに、緩やかな人生を過ごすためには、感情をスルーした方がいい。
強い感情は、大きなエネルギーを生む。
成功者や、偉人は、「怒り」という最も強い感情をエネルギーの発火点として、大事を為し得た人も多い。
人類は、「不便」「不快」「不正」「ムカつく」「イラつく」といった負の感情をエネルギーの糧として、その現状を変えてきた。
感情の方向性を、自分の人生の目指す方向へうまくコントロールする。
自分の人生への道を歩くためのエネルギーとする。
無意識に、感情の奴隷となってはいけない。
体験とは、感情という娯楽で遊ぶことだ。
感情をコントロールして遊ぶのだ。

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