【本エッセンス】結果を出せる人になる!「 すぐやる脳 」の作り方
2021/10/28
仕事をやらされるモノと思う前に、やるモノと捉えているうちにやる。
すぐ動けないのは、脳が正しく動いているからだ。
「 集団の決まりを守る 」という教育の成果で、日本人は指示待ち人間になり、自分の決断や行動を抑制する性質が身に染み付いている。脳をまじめに働かせて抑制をかけ続けたため、素早い決断や行動ができなくなっている。
脳の抑制は、無意識化で起こっているので、あまり深く考えないで、直感で決断・行動する習慣を付ける。
何も考えずにやり続け、脳を活性化させる。
自分で不安を除去して脳の抑制を外すことで、脳は自動操縦できる。
他者からの制約は脳の抑制になるが、自分からの制約は脳のモチベーションを高める。
脳内ダイエットによって、本当に必要な一つのこと以外は捨て、たった一つのことに集中する。
自分の環境が安定せず、明日が不明瞭なとき、脳は活発に回り出す。
人間の脳は「 新しいことや何が起こるかわからない 」という状態を好む。
ハードルを低くして、物事に望み、やれる範囲のことをやる。
できるかわからないけど、やってみようと決心する。今、その方向に道はないけど、そこに道を創ってみる。とりあえずやってみると案外うまくいく。それは偶然の巡り合いを引き寄せる力 ( セレンディピティ ) が働くからだ。セレンディピティは、” 行動 → 気付き → 受容 ” のステップを回していくことで、はたらく。
「 計画通りにいかなくても、計画を立てて実行する 」のは、計画通りに実行するためではなく、未来を予測する脳の能力を高める目的である。
不安はリスクを恐れる気持ちから生まれる。
リスクを脳の抑制とせず、脳のエネルギーとする。
楽観的に行動することによって、脳のエネルギーがワクワクしたモノへと変化する。
「 すぐやる脳 」の思考習慣が成長を続け、結果を出すための原動力となる。最悪の状況を考え、不安を取り除き、リスクテイクすることで、実行力が強化される。リスクをポジティブに捉えてチャレンジしている人の脳は、現状に不安を感じることなく、より大きなリスクを求めていく傾向がある。
ビジネスでは、複数の状況を想定しながら、複数の選択肢を思い描く訓練が必要である。
「 どんな状況でも対応できる 」と確信しているため、行動に抑制がかからない。
「 ありたい自分と現在の自分のギャップ 」を認識しいている。
遊びと仕事の区別がなく、遊びと仕事の脳の報酬構造がひとつながりになっている。
遊びも仕事も目的を設定して、クリアすることで、脳からドーパミンを分泌させて達成感を得る。
遊びでも仕事でも終わりを決めるのは自分である。
成功を決めるのも自分次第で、自分で成功を評価することが終わりである。
成功体験を積み重ねることで、脳からドーパミンが分泌され、新たなやる気が生み出される。
常識に囚われない生き方が自分を成長させ、新しい世界の扉を開く。
自分を動かす→問題を他人ゴトではなく、自分ゴトとして意識して行動する。
他律を自律に変化させる。
緊張して失敗するのは、誰でも経験する通過儀礼のようなモノだ。肝心なのは、失敗した原因を分析して学ぶことだ。
そもそも、物事に慣れていくには「 なにかうまくやってやろう 」と意識するのではなく「 なるようにしかならない 」という開き直りである。考える前にやってみる、やりながら考える。すぐやることを続けるコツは、考えすぎないことである。いつもがんばるのではなく「 がんばるときはがんばる 」として、がんばりのペース配分をコントロールする。がんばりを習慣化させるには無意識にすることだ。「 がんばろう 」と意識するのではなく、努力を無意識で行う習慣を付ける。仕事でも勉強でも何でも毎日のルーチンワークにして無意識で何も考えずにやる習慣を身に付ける。
「 時間という大切な資源の管理人は自分である 」という意識を持っておく。脳の仕組みから意識は多重構造である。今まさに目の前で意識しながらやっている作業と並行して、無意識では別の作業をしている。無意識を働かせることが脳の理想の使い方である。自分のことをもう一人の自分が横で見ている感覚で自分を観察する。行動に移せないの自分のビジョンがはっきりしていないからだ。

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