【本エッセンス】苦しかったときの話をしようか
2022/2/13
やりたいことがわからないという悩みは、世界や社会を知らないのではなく、自分自身を知らないことだ。問題の本質は外側でなく、内側にある。自分の中に軸がないからやりたいことがわからない。
「 わかる 」ということは「 何がわからないのかわかる 」ということである。
やりがいのエッセンスは、自分で道を選べる自由に集約される。
自分の志のままに歩いてみたいという自由が起業である。
知的好奇心がある限り、人生はおもしろい。
人生とは、まだ知らないおもしろいことを求めて自分の世界を広げていく旅である。
戦略とは資源配分の選択である。
資源とは自らの強みである。自分の強みを見つけて、武器として認識して、武器を集中的に磨いていく。
資源は必ず好きなことの中にある。
自分の強みを知り、強みを徹底的に伸ばす。どんな特徴であっても、自分の人生をコントロールする選択肢を持っているのは自分自身である。
分析力を武器にし、現象に捕われず、構造を見極め、構造から本質を見抜く力を養う。
資本主義は欲を本質とし、競争が構造で、格差が現象である。
人間は平等ではない。人間の生命の価値は、社会にとっての有用性によって定められる。
サラリーマン ( 労働者 ) を働かせて、資本家が儲ける構造を理解できない。
資本主義とは無知であることと、愚かであることに罰金を科す社会のことである。
理性的に判断したつもりでも、変化やリスクの少ない方を頭の中で正当化し選んでしまう。迷った時は厳しい方を取れ、人間の脳は楽な方がよく見えるようにバイアスをかけてくる。だから、ハードな道が正解だ。
成長を望む限り不安はなくならない。でも、不安は慣れることができるようになる。不安は挑戦している証拠だ。自己保存の本能によって、チャレンジによって起こる。変化が大きいほど、不安は大きくなる。
失敗への恐怖は自己保存の本能が写し出しているフィクションに過ぎない。脳が本能レベルで、変化によって起こるストレスを避けるために見せている幻覚である。挑戦する不安は未来への投資である。失敗しない人生は挑戦しない人生である。
人が「 変わろう 」と思っても、中々、変われないのは「 変わろう 」と覚悟した時の意識変化と実際の行動変化までのタイムラグに耐えられないからだ。自分の行動を変えようと決心したとする。その瞬間にマインドセットは変わっている。しかし、実際に行動が変わるかどうかは、身体という物理的な問題なのだ。

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