全てのものは、余剰から生まれた

全てのものは、余剰から生まれた

2020/12/1

貨幣

貨幣とは?
・価値をはかることができる
・交換できる
・退蔵できる(腐らない)

価値をはかることができて、交換できるだけけで、貨幣の機能は十分に達成できる。だから、貨幣は腐ってもよい、使わないとその価値が減ってなくなっていっても問題ない。しかし、実際には貨幣は腐らない。インフレはあるとしても、日本では、基本的に、貨幣は価値を保ち続ける。人々が、お金を絶対視して、お金に惑うのは、お金に退蔵できる機能があるからである。

余剰

すべてのものは、余剰から生まれた。

父が娘に語る経済の話

 

狩猟採集から、農耕社会への変化は、日々飢えと戦っていた時代から、余った食料を貯蔵するといった時代への変化であった。

余剰が、文字も通貨も国家も戦争も宗教を生んだ。

余剰こそが経済を生んだ。

物が余れば記録しなければならないから、文字という概念を考え出して、文字が生まれた。逆に自然の恵みが、有り余っていて、余剰が必要ない世界では、文字ではなく、絵画が生まれた。

記録するには、数字という概念が必要だから、通貨が生まれた。

通貨に対して価値を与えるためには、信用が必要となる。信用を与えるためには、強い存在が必要となる。

ここで、国家や社会といった概念が生まれた。

国家や社会の権力者が、大量の余剰を退蔵すると、少量の余剰しか得られない庶民が反乱を起こす。
この時、国家と庶民の間に立ち権利者を正当化させ、国家権力を安定させるための思想が生まれた。

権利者を正当化させるのが、聖職者で、国家権力を安定させるための思想が、宗教である。

これが、国の運営と、宗教が一体となっていた理由である。

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