はじめてこそ至高

幸福

はじめてこそ至高

2021/3/10

はじめてという経験は、人生に、1度、1回しかない。とても、貴重な体験である。

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はじめてには、はじめてにしかない良さがある。それは、当然であるが、「経験したことがない」ということである。僕らは、人生というモノを、経験を通して楽しむ。

僕らは、頭をひしゃげて、裸で、この世界に誕生した。この世界に生まれて、はじめて、空気を吸った。そして、はじめて、泣いた。

それは、はじめて吸った空気に驚いたのかもしれない。胎内にはなかった光に驚いたのかもしれない。はじめて感じたこの世界に悲観したかもしれない。

全てが、はじめてだった。
だから、怖くて泣いた。

僕らは、生まれて、何もできなかった。

全てのことがはじめてだった。

僕らは、言葉も話せなかった。だから、泣いたり、笑ったりして、感情を伝えた。

そして、現実世界の経験を通して、学んだ。

言葉を学んだ。
食事を学んだ。
トイレを学んだ。

そうやって少しづつ、成長してきた。

社会を通して、全てが自分の思い通りにならないことを学んだ。お金で欲しいお菓子やオモチャを買えることを学んだ。この世界には、親、先生、友達、公園、遊園地、お菓子、オモチャ、テレビ、スマホがあることを学んだ。

そうやって、いろんな経験をして、僕らは大人になっていく。そして、大人になっていくにつれて、はじめてのことが、少なくなってくる。

一度経験したことか、これまでの経験の応用で、何とかなってしまい、はじめてのことがなくなっていく。

そうすると、毎日が早く過ぎる、同じことの繰り返しだからだ。

はじめてなら、毎日が長くなる。新しい刺激を感じることで、脳が活性化する。脳が活性化しているので、時間が漫然と過ぎない。だから、毎日が長くなる。

はじめてとは、時間を長く感じる、体感時間を伸ばす、極論してしまえば、命を、寿命を伸ばすことができる。

毎日、はじめては大変だ。でも素敵だ。はじめてには、僕らが生まれて、空気を吸った時からの驚きがある。泣きたいほどの驚きがある。

旅は、はじめての国で、言葉もわからず、表情でおもいを伝え、いくばくかのお金で、宿をとる。

まさに、生まれ落ちてきてからの人生の冒険に近しい。

はじめてとは、生まれ落ちてから、毎日遊んで、毎日楽しかったあの頃の再現なのである。

だから、はじめては楽しい

でも、「はじめてが怖い」とおもうのは、大人だからだ。

子どもは、はじめてとかおもわない、ただ、自分の興味を追求するだけだ。

オモチャで遊ぶのが楽しいのなら、ずっとオモチャで遊ぶ。

「はじめてだ」なんて考えながら、言葉を覚えない、自然と覚える。

「はじめてが怖い」という感情は、ワクワクする気持ちが衰えている証拠である。

「はじめてだから、楽しい」というのが、僕らが、生まれ持った本能である。

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