自由と平等
2022/3/23
狩猟採集社会では、未来の概念がないので、所有の感覚もなく、モノを分ちあう平等な生活で成り立っている。

【本要約】最高の体調
相手に信頼感を抱かせるためには、自分の悩みや秘密を隠さずに打ち明ける。相手に対して「私はあなたのことを信頼しているからここまで話せるのだ」というシグナルとして、はたらく。
- 私たちは、狩猟採集から農耕へと食糧自給の手法を変えたときに、未来という概念を手に入れた。
- 未来の食糧のために、今を犠牲にする、今を犠牲にした未来の食糧は、自分の所有物である。
- 狩猟採集では未来の概念がない = 所有の概念がない。
- 食糧もモノも共有という概念しが存在しなかったが、未来という思考が、所有という概念を創り出した。
国家は、自由と平等を前提として、成り立ったとされている。
では、社会の成り立ちとは、どのようなモノなのだろうか?
社会とは、自由の概念はなく、平等という概念しか存在しなかった。自由とは、自分と他者を区別することを起因とする。他者が存在しなければ、自由はあり得ない。他者と自分を区別して、自分が他者に依らないことを、自らに由[よ]ることを、自由とする。他者と共有、協力しないで、自らが独立していることが自由である。
そのためには、所有が前提となる。所有の概念こそが、自由の拠り所であるからだ。逆に共有の社会には自由は存在しない。共有の社会では、他者と譲りあって依存しあって生きていく。共有の社会には、自己所有の概念が存在しないから、自由もまた存在しえない。
- 社会のはじまりは、狩猟採集という共給共足から、共有を前提とした平等な集団からスタートした。
- そして、農耕という自給自足から、未来を前提とした世界で、所有の概念が生まれ、自由を獲得した。
平等の後に、自由がある。
平等と自由は並列しない。
平等と自由は並列しない。
自由と平等を前提とした社会契約論に対する反論である。
私なりの社会契約論の解釈である。
私なりの社会契約論の解釈である。
私の『 反社会契約論 』である。
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