メガネ屋に行ったら日本の未来が見えた

社会

メガネ屋に行ったら日本の未来が見えた

2020/12/3

必要と知的欲求

メガネを買いに行ったら、対応してくれた店員さんが、外国人だった。日本語も流暢で、意思疎通に困ることもなかった。視力の調整が終わった後に、何ヶ国語話せるか聞いたら、なんと、4カ国で、いや、マジかと。

ベトナム人で、母国語と、英語と、日本語と、中国語だという。

1年かけて世界一周したのに、英語が話せるようになったわけでもないから、4カ国語のスゴサたるや。

第2外国語で、英語は、わかる、日本で働いているから、日本語もわかる。なんで、中国語なんだろう?やっぱりこれからは、中国の時代が来るから、中国語を先んじて学んでいるのかと、感心した。

んで、聞いてみた、「なんで中国語勉強してるの?」って、そしたら、中国に好きな芸能人がいて、その人の話す言葉が知りたいからと。

なんともポップな答えが返ってきて驚いたし、これこそが、ザ人間味だよなと。

人は、仕事で必要だから勉強する、日本で働くために、日本語を勉強する。それと同じように、知的欲求によって勉強する、自分の好きな人の言葉を理解したくて、中国語を勉強する。

必要に迫られて、日本語を勉強する。

知的欲求に従って、中国語を勉強する。

同じ語学の勉強でも、動機が異なることもあって、多様性ってこういうことなんだろうな。

日本人が英語が苦手の本質

ベトナム語と、英語は文法が似ているから、学びやすかったと言った。なるほど、第2外国語へのハードルが、語学習得へのハードルが、問題だったんだと、納得する。日本語と英語は、文法が異なるから、難しい。第2外国語へのハードルは高い。

一方で、ベトナム語と英語は、文法が似ているから、第2外国語へのハードルは低い。そして、一度、第2外国語を習得したという経験が、第3外国語も習得できるはずという意識になり、文法が異なって、難しくても、習得するのである。

日本人の英語が苦手なのは、第2外国語へのハードルだったんだ、なるほど。

これからの日本

4カ国も話せて、とても、優秀なのに、メガネ屋で働いていて、「メガネ屋よりも、もっと、彼女の能力を活かせるような仕事がありそうなのに」と考える。4カ国をマスターするなんて、並大抵の努力ではできない筈だ。そんな勉強熱心な彼女には、知的労働の方が適切であろう。例えば、iT、プログラマーのような働き方もできるだろう。ハードルは高いが、勉強することへのハードルが低い彼女にとっては、それほど問題ではないだろう。

実際に、前の職場でも、国の奨学金で日本に来て働いているくらい優秀な人もいたし、自分でも、優秀そうな外国人を採用した。

日本は、これから、少子高齢化が加速していくから、外国人の受け入れも、広がっていく未来が、想像できる。今、都会では、コンビニの店員は、ほぼ外国人だし、居酒屋でも、外国人が働いている。

そうやって、日本に住む外国人が増えていけば、外国語を話せるという需要も必然的に高まっていく。企業が、日本語しか話せない日本人を雇うよりも、4カ国語を話せる外国人を雇うのは自明である。

日本は2050年、あと30年後には、人口が1億人を切る。その人口の穴埋めは、きっと外国人になるだろう。そうしなければ、外国人を受け入れなければ、国の税制が破綻してしまうからだ。

これから、日本は、世界の進歩と比較して、だんだん、貧しくなっていくだろう。それは、労働人口の減少であるし、それは、つまり、少ない労働人口で、多くの老人を支える社会である。

抜本的なイノベーションが起こらない限りは、日本の未来は決して明るくない。

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