【本要約】神メンタル 〜 心が強い人の人生は思い通り

【本要約】神メンタル 〜 心が強い人の人生は思い通り

2022/3/23

強い心

心が強い人の人生は思い通りである。強い心は科学的に作り出すことができる。心が強い人は今の自己評価ではなく、目標達成した未来の自己評価で生きている。何でも上手くいく人は、未来の自分で今を生きている。

  • 心が弱い場合は、自己評価が低いので、無意識に「 自分にはできるわけがない 」「 失敗したらどうしよう 」となる。
  • 心が強い場合は、既に目標を達成した自分なら「 どのように考えて行動できるするか 」という基準で物事を判断しているため、現実が未来の自己評価に追いついてくる感覚で、あらゆることを実現していく。人生が、自分の思い通りになる。

多くの人たちは「 歯を食いしばって努力しないと成功できない 」と考えているが、それは、思い込みに過ぎない。思い通りの人生を生きている人は「 努力をしている 」と思っていない。

「 人生の9割はメンタルで決まる 」という事実を知り、自分の目的を実現するための手段・方法・知識を身に付けるよりも、メンタルを最優先にしている。

メンタルによって、自動的に現実が変わる。

公式を知れば、楽に人生が思い通りになっている感覚を得ることができる。

人生の9割はメンタルで決まる

私たちが毎日行っている様々な選択や行動は、現状維持バイアスによってコントロールされている。

  • 無意識に行動を制限してしまい、毎日の選択や行動を変えられない。
  • 従来の毎日と違う選択と行動をすれば、自分の人生は確実に大きく変わる。
今の自分の状況は、今までの自分の選択と行動の結果である。

今とは違う「 新しい自分になろう 」とするなら選択と行動を変えて、新しい結果を手に入れればよい。人生の9割はメンタルで決まる。

思い通りに生きる公式

現実 ( 未来 ) = 目的地 × 手段 × メンタル

今ある現実、これから迎える未来は、すべて、この公式で説明できる。

■ 目的地

・目標は何か?
・実現したいことは何か?
・1年後の今日、どうなっていたいのか?

「 これらの問いに即答できない 」ということは「 自分がどこに向かっているのか 」をわかっていない。

離陸して飛行している飛行機が、目的地がわからない状態である。

1年後
10人の従業員がいる会社の経営者

飛行機が目的地に辿り着けるのは、目的に向かっているか、航路からずれていないかを常に確認しているからだ。

目的地を南の方ではなく、タイではなく、バンコクではやく、スワンナプーム空港と指定する。目的地から目を逸らさない。

■ 手段

手段は目的地によって異なる。しかし、多くの人たちは、手段がわからない。

今の自分では、目的地に辿り着く手段はわからない。行き方を知らない状態では、いくら考えても、手段は見出せない。

目的を実現する手段は、考えて作るモノではなくて、自動的に見つかるモノだ。

手段を「 自分で考えて見つけないといけない 」と思い込んでいる。

■ メンタル

メンタルは心のことで、心は自己評価に起因する。
自己評価とは、自分の価値を決めることである。
また、脳が、思考や感情を作り出す。

  • 自己評価が低いと「 自分にはできるわけがない 」という発想が先行し、適切な手段を見つけようとしなくなってしまう。
    やらない自分を正当化してしまう。
  • 自己評価が低いと、行動に移して実行することができない。
    実行できなければ、現実は変わらない。
変化を嫌う人間の機能を科学的に攻略する
・ただ頑張ればいいというわけでない。頑張るのが辛いでは意味がない。
・自分の人生を変えるために必要な情報は、もう目の前にある。
・変化は楽しい、新しいことは楽しいという思考で判断する。

頑張って自分を変える方法を学んでいるので「 自分を変えよう 」としても変われない大きな原因である。

脳は、不安という感情を生み出して、変化を止めて、現状を維持しようとする。

脳は、自分自身が思っている、今の自分に相応しい情報だけを認識する。自分の視覚に入るモノは、すべて、自分の自己評価に基づいている。自己評価によって、あるべき情報が見えていないだけだ。自己評価を変えることで、手段が自動的に目の前に現れる。

最強の行動力を手に入れて心を強くする

  1. 大きな目的を描き、それを細分化し「 これなら、すぐにできる 」となるまで、小さく分解することで、行動に落とし込める。
    完成した自動車を作るのは、途方もないけど、ネジ1本まで分解することで、ネジ1本くらいなら自分たちでも作れると思える。
  2. 新しい習慣を作ってはいけない、今ある習慣に新しい習慣を付け加える。
  3. まずは「ちょっとだけやる」でモチベーションは作られる。
  4. 「 何をやりたいのかよりも、なぜやるか 」の方が大切である。
【 私たち人間が得ている情報量の割合 】
視覚87%
聴覚7%
触覚3%
嗅覚2%
味覚1%

未来の自分を生きると現実が追いついてくる。

  • 未来の自分の自己評価で生きると、脳は未来と現実のギャップを埋めるために必要な情報を集めはじめる。

現実が未来の自己評価に追いついてくる。

  • 体験することで、自己評価は書き換えられる。

自分の未来を体験することで、現実に違和感を覚える。現実の自分、現状に違和感を感じることで、自己評価が変化する。

すると、努力することなく、まるで自動的に自分が行動して現実を変え始める。自己評価が変わることで、今の自分に安心できなくなる。脳は、安心できない = 環境が変わって死ぬかもしれないと思い、新しい安心できる状態で、新しい自己評価に見合った現実を作り助けために動く指示を出す。

  • モチベーションを上げるのではなく、基準を上げて、基準に従って行動にする。

基準とは自己評価である。自己評価の基準を上げることが、未来の自分で生きることになる。人生を変えるためには、モチベーションではなく、基準を変えることだ。変えた基準に沿った役割を与えることだ。

私たち人間は、役割を与えられると自然とその役割を果たそうとする。

日常生活の中で、基準が上がった選択と行動をするようになる。

神メンタルで感情をコントロールする

私たち人間の行動の源泉は感情である。

負の感情が生まれた時は、そのことに集中してしまい、意識が今に向かっておらず、今を生きていない。私たちは、意識が今に集中していない、マインドワンダリングの時間に、1日のうち43%を使ってしまっている。自信をつけることで、マインドワンダリングの罠から抜け出すことができる。

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