【本要約】偉人たちの失敗
2021/6/20
概要
偉人は「夢を実現させたい」と人生をがんばった。そして、自分の夢の実現に向かって歩み始めると、数々の大きな壁が立ちはだかり、失敗に悩む。辛く苦しいが、自分が目指すモノを掴むために用意されたモノである。
成功を掴むための必然のような困難が必ず起こっている。偉人の失敗に学ぶことは、自分の成功の手助けとなるはずだ。
何もしなければ失敗はしない。失敗して、挫折して、困難に立ち向かって、そこから学び、自分を成長させていくことで成功する。
人生
- どんな人に出会って、何を教わり学ぶか
- 自分の考え次第で将来が決まっていく。
- 自分で決めなければ、人にコントロールされる人生になる
- やる気と向上心さえ持ち続けば、結果はついてくる。
- 目的の大きさに比例して、努力・精進しなければならない。
- 夢を追う勇気があれば、全ての夢は実現する。
失敗
成功目前の、あと少しの我慢というところで、いかに多くの人達が、諦めてしまうことか。潮が綺麗に引くのは、すぐ潮が押し寄せてくるためである。
人生をおもしろくして、自分のやりたいことを実現していく人というのは、みんな、失敗を成功のバネにしているのがわかる。
失敗こそ、成功への道と信じて疑わない生き方と、不屈の精神を持った人が、自分の生き方を貫き、成功していく。
自分の信念に基づいた生き方をしていると、失敗も多くなる。しかし、いつか、社会はその生き方の素晴らしさに気付き、成功する。
失敗は、もう一度やり直すチャンスや何か新しいことを始める機会を与えてくれるものだ。
塞翁が馬を転じて、自分が正しいことをやっていて、苦労や失敗をするということは、後に、福が来る前兆である。
成功
理性は、数学の本質であり、根源である。
全てを理性によって規定し、事実を合理的に判断していくことで、様々な理解が得られる。
簡単な道と困難な道ならば、必ず、困難な道を選ぶことだ。簡単な道は、不正解であることが多い。
大変なことが起きたら、自分を飛躍させるかどうかの人生の岐路が来たのだと、覚悟をする。
何が起きても諦めず、自分に与えられていることや不足していることを思考し、次の行動を起こす。
天才とは、ただ、努力を継続できる人のことを言う。成功と失敗の差は、ほんの些細な所にある。あまりに背中合わせなので、成功が間近にあるのに見過ごしてしまう。
偉人
- 子どもの頃の心を大人になっても持ち続けている。自分の情熱を失わない。
- 立志のたくましさがある。
- 落ち込むこともあるが、その落ち込む期間が短い。
- ほとんど紙一重で成功している。
- 自分は何をやるのが1番向いているのか?何をやると喜びなのか?をよくわかっていて、他人の意見や批判を全く意に介さない。
ビジネス
ビジネスは、顧客の創造に尽きる。
ビジネスは、その志が高ければ、必ず成功する。失敗の原因を探り、次の成功の道に転ずる。失敗しても改善すればいいという姿勢である。
イノベーションを起こそうと努力すること自体を、快楽とする人がいる企業が発展する。
国にとって、社会にとって、お客にとって、「将来、必ず必要とされる」であろうというモノに目をつける。
「売れる」ということは、どうしても、社会が何を望んでいるのか迎合することになる。
古典として、後の時代にまで、読み継がれる作品は、時代に迎合しない本質を突いている。
【ドラッカー流ビジネス成功方法】
- 生涯のビジョンを、持ち追い続ける。
- ある期間一つのことに集中して知識を蓄える。
新しい体系や、新しいアプローチ、新しい手法を手にすることができる。 - ビジョンとそのためにやるべきことを書き留める。
・何について、どのように改善すべきか?
・自分ができないことは何か?
・自分がやってはいけないことは何か? - 定期的にチェックする。
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