幸福区分

幸福

幸福区分

2022/5/10

幸福になりたいと思わない人はいない。
幸福の本もたくさん出ている。

私は「 ただ、唯一の幸福の形があるはずだ 」「 幸福の定義があるはずだ 」と思って、幸福について思考してきた。

幸福を漁るうちに「 幸福は、人それぞれだ 」と気付いた。私たちは、人それぞれで、好き嫌いがある、食べ物の好き嫌いがある、音楽の好みが違う、趣味が違う。ある人には、嫌なことも、別の人には、いいことかもしれないからだ。

  • 私にとって、ディズニーで並ぶことは嫌なことなので、ディズニーには行かない。
  • 私にとって、ラーメン屋で並ぶことは必然なので、ラーメン屋に並ぶ。

「 幸福とは、人それぞれが定義していくものだ 」という考えに至っていた。

「 人それぞれに、幸福があって、自分の幸福を探せばいい 」と言っても、みんな、幸福がわからない。「 自分だけの幸福って何だろう?」と思索を巡らすほど、みんな暇じゃない。だから、幸福のモデルケースが必要になる。

幸福のモデルケース
偏差値の高い大学に入って、有名企業に勤めて、結婚して、結婚式をして、子どもをつくって、家を買って、車を買って、、、というような人生計画を達成していくのだ。
幸福のモデルケースは、特権階級が一般大衆に向けて作り上げた幸福の定義である。

本当の幸福の定義があって、それをみんなが目指すと社会が回らなくなるから、その本当の幸福の定義が、明らかになることはない。特権階級だけに許された、幸福の形があるはずなのだ。

歴史を振り返ると「 貴族と奴隷 」「 王と庶民 」「 貴族と市民 」「 資本家と労働者 」「 国家と国民 」必ず弱い存在から、強い存在へと、納税の義務が課せられている。
現代では国家という人はいないけれど、国家が最強の主体であることは確かだ。
国家は、この世界を司る紙幣をコントロールする権利を持つからだ。

幸福を突き詰めて考えていくと、幸福の形が整理された。

幸福の形
・個人が自由に定義する一人一人の幸福
・一般大衆向けの幸福のモデルケース
・特権階級だけが知る本当の幸福

いろんな幸福がある。物事は、たくさん情報を、集めて、整理して、分類することで、理解が深まる。

幸福は、特権階級じゃない限りは、本当の幸福は知り得ないから、一般大衆向けの幸福を目指すか、自分の幸福を見つけるしかない。

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