「幸福の資本論」からの思考

【本要約】幸福の資本論3 〜 金融資本
金融資産で、最重要なのは、経済的独立を果たすことである。経済的独立=国家にも、会社にも、家族にも依存せず、自由に生きるのに十分な資産を持つこと

” 稼いだお金の額が成功 = 自己実現の基準 ” という価値観から、仕事と自己実現を思考する。

【仕事】
・お金のため
・人のため
・自分のため

お金のため

仕事をするのは、お金を稼ぐためである。
それは、多くの人の賛同を得られるだろう。

人のため

「人のためだと思ってやっている」ことでも、それを評価するのは、自分ではなく、他人である。だから、「人のためにやっている」というのは、正しい表現ではない。

自分が人のためだと思ってやっていても、その本質は、自分の中にはない。その本質は、「他人の評価」という他人に帰属するからだ。自分で評価できないものは、本質ではない。

では、他人の評価とは何か?

  • 他人が、自分に対して、どう評価するのか?
  • 評価基準は、何が的確なのか?

評価を数字化して、一般化したモノが、お金である。

  • 子どもは、家の手伝いをして、お金を得る。
    家の手伝いが、家族のためになったという、評価である。
  • 大人は、仕事をして、お金を得る。
    仕事が、会社のためになったという、社会のためになったという、評価である。
仕事は、必ず、人の役に立つ。
人の役に立つから、お金を得られる。
それが、他人から評価があるということだ。

自分のため

仕事を通して、自己表現をして、自己実現する。

自己実現とは何か?

  • 自己実現は、自分を実現することである。
    なりたい自分を実現することである。

なりたい自分とは何か?

  • お金持ちの自分である。
    ハーレーで、アメ車で、吉祥寺で、世界三大雲上時計で、フェラガモで、マッキントッシュである。
    そんなモノは、お金持ちでもなんでもなく、ただの成金だった。
本当のお金持ちは、資産家だった。
経済的自由を手にした投資家だった。

仕事とは、自己実現だとして

  • 自分の自己実現を、一般化すると何か?
  • 自己実現の基準は?
  • 何をもって自己実現したと判断できるのか?

稼いだお金の額は、一般化された数字である。
そして、お金は、誰もが持つ欲望の対象だから、他人の評価を集めることができる。

稼いだお金の額が成功 = 自己実現の基準

この式は、要素が多く、複雑である。

稼いだ金額 = 成功の数字

とすれば、理解できる。

しかし、稼げればなんでもいいかというと、そうではない。UberEatsは、稼げるとしても、やらない。転売が稼げるとしても、やらない。

無意識に、自然と、仕事を自分の枠に当てはめて、判断している。
仕事にお金だけではない何かを求めている。

  • クリエイティブや、オリジナリティ、自分にしかできないことなのか?
  • それは、将来の自分のためか?自己投資になっているか?スキルが身に付くのか?
  • AIに代替されないのか?

商品は何か?自分だ、自分の時間だ。

【本要約】ハイパワーマーケティング
ブレイクスルー:何かをするための方法のうち、慣習に捉われない斬新で優れた方法のこと自ら、ブレイクスルーを生み出すことで、ビジネスや人生における最大の成功と繁栄を獲得できる。

高度な知識と思考を、数学的思考・論理的思考を要するモノでなければならない。その方が楽しいから。おもしろいから。そして、論理的思考ではない人と、仕事で関わりたくないから。

肉体的労働でなく、頭脳労働である。
感情判断力や共感力が必要とされる営業ではなく、数字と論理のエンジニアである。

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