意識の穴
2022/6/4
でかける
意図的に穴を開ける。
自分の本心に従う。
朝からビールを呑む。
遠くに出かける。
できるだけ遠くの自然に出かける。
雨が降ってもいい、どうでもいい。
全身濡れてもいい格好で、どうでもいい格好で、出かける。
酒を呑みながら出かける。
腹減ったから、食べる。
何となく、食べる。
電車で移動中に雨が降っても、引き返したくなっても行く。
「 雨だと、意味ないな 」と思っても行く。
結局、天気予報は、予報でしかない。どうでもいい。
電車を降りたら、晴れていた。
天気は、自然なので、自分でコントロールできない。どうでもいい。
ビールを呑みながら、自然へと向かう。
ブルーシートを敷いて、寝転ぶ。
酒を呑みながら、自然を感じる。
雨が降ってきた。
ブルーシートを片付ける。
「 動け 」という自然からのお告げのようなもの。
歩くと雨は止み、自然に帰るべく、裸足になる。人工物は、この自然に削ぐわない。裸足で歩くと、舗装されていない河原は石だらけで歩きづらい。足の裏も痛い。靴はアフリカを思い出す。
アフリカは、靴が富の象徴である。サンダルは貧乏の証である。サンダルは嘲笑の対象である。そんなことは、アフリカに行ってアフリカを体験しないとわからない。裸足で歩くと、歩くことに注意が向けられ、歩くことに集中してできる。
足の裏のツボを刺激する健康法であるし、集中という意味では禅でもある。
何となく座る。
河の音を聞きながら、石を投げたりする。思い浮かんだことをノートに書く。
思考
→ くつを抜いで裸足でゆっくり歩く。
- 川の水を飲む
- 川におしっこをする
- 川で洗濯をする
- 川で泳ぐ
- 川を風呂にする
誰も人がいなかったら私たちは何をするのか?
寒くない限りは、裸で過ごす。
進歩や進化は、壮大な夢物語で、幻想かもしれない。
「 世界一周に行ってよかった 」という人生はあるけど、「 行動しなければよかった 」という人生はない。
赤いワインを呑んでも、おしっこは透明で、うんこは茶色である。
川の流れは時間で、大きい石は国家、人は砂のようなモノだ。
意識の穴
普段は考えないようなことが頭の中に浮かぶ。
この掛け算によって、いつもと違う思考が生まれる。
意図的に開けた穴、その穴を塞ごうとする自然の力によって、前進する。
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