「 ニュータイプの時代 」 からの思考
2022/2/23

【本要約】ニュータイプの時代
いつの時代でも、その時代の若者は、常にその時代に足りないものについてハングリーである。モノが過剰に溢れる一方で、意味が枯渇している社会にあって、若者が「モノ」に対してハングリーになれないのは当たり前である。
- 資本主義に対してのアンチテーゼを唱えるのは、社会的成功者であるから、言いたいことは合ってるし、正しいけど、それって強者の原理だよね?
- 弱者は、毎日の、生活に必死でそれどころじゃないよね?
成功者の本を読む人なんて、ごく一部の強者、もしくは準強者であって、弱者には届かないから、批判の声は届いてこない。
客観視しなければならないことはわかっているけど、やっているんだけど、できない。いくら思考を働かせても、結局、自分の目は2つしかないし、前しか見れない。その目を通して見える世界は、これまでの自分の経験というフィルターを通した世界だ。自分の個性がない人がいないように、メガネに全く色が付いていないなんてことはない。必ず、個性という名の色がメガネに付いている。だから、私たちは、客観視という視点を手に入れられない。
私も私の視点からしかモノゴトを俯瞰できない。
でも、こうして、本を読むことで、誰かの視点を通して、世界が見える。
そして、自分のメガネの色が少しだけ変化する。
でも、こうして、本を読むことで、誰かの視点を通して、世界が見える。
そして、自分のメガネの色が少しだけ変化する。
私たちは、様々な情報を飲み込んで生活している。その情報によって、私たちの思考は変化している。私たちのメガネの色は薄くなったり濃くなったりして変わっているのだ。私たちが気付かない間に。
- 「 これが流行っているんだ 」「 これが美味しいんだ 」「 これがいいんだ 」という風に、メディアから情報と共に価値観を受け取っている、無意識に。
知らぬ間にそれが判断基準となっているのだ。 - 自分の周りの5人の平均年収が自分の年収と言われる。
私たちは周りから影響力を受けて存在している。
私たちは「 自由意志で行動している 」と信じている。でも、誰しもが違う自分オリジナルのメガネをかけて、そのメガネの色を変化させながら生きている。メガネの色は日々変化し続けている。
- 変化を止めることは、できない。
- どう変化させるかは、自分次第だ。
- どんな情報を得るかは、自分次第だ。
- その情報次第で自分の未来が創られる。
自分がどんな未来を過ごしたいかで、得るべき情報は決まる。
その情報は、自分の描いた未来への補助線となるモノなのか?
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