歯医者に行くための方法
2021/6/19
歯磨き
歯磨きが正しくできていないから、歯石が付いてしまう。歯磨きが正しくできていれば、歯石は付かない。
これまでは、
「歯石って、付くものだから、たまに、歯医者で取ってもらうもんだよね?」という感覚だった。曖昧だった。
歯医者事件
歯医者で、起こった出来事
- 歯全体で、どのくらい歯石が付いているかのを、数値化された。
- 歯石が付いているのは、80%オーバーであった。
「全然、歯を磨けていない」ということだった。 - 磨けている歯は、20%以下だった。
衝撃だった。
全然歯磨きできてないじゃん。
ダメじゃん。
湯浅は「歯は、一生モノで替えが効かないから、大切にしなければならない」という強い意志を持っている。それなのに、歯石率80%という体たらくである。
歯医者設定
歯石の数値化ともう1つである。
「歯を正しく磨けている人は、歯石が付いている割合は、歯石率30%以下である。」という、具体的な数字を提示される。
- 現状の自分の歯石率80%以上
- 健康な人の歯石率30%以下
そして、湯浅は、強く、「健康な歯を保ちたい」と思っている。動機がある。
- 動機がある(もしくは、知識によって動機付けされる)
- 現状の数字(自分として肯定的ではない状態)を把握する。
- 目標の数字(健康な歯という正しい状態)が設定される。
ゲームの設定が完了した。
動機があって、現状があって、目標があれば、それは、ゲームと同じだ。
歯医者というゲーム
2ゲーム目
次に行く、ゲームクリアの気分で行く。
歯石率70%台である。
10%くらいしか改善していない。
50%改善したつもりだったのに、10%しか改善していない。
ショックを受ける。
そして、トドメを刺される。
「磨いてると、磨けてるは、違いますからね」
わかるとできるは違う。
わかっているけど、できてないという事実を突き付けられる。
火が付く。
改善点を聞く。
なぜ磨けていないのか?
どういう風に磨けばいいのか?
ゲームの難易度が高く「簡単にはクリアできなさそうだ」と判断したら、攻略法を聞くのは当然だ。
よし、もう、これで完璧だ。
3ゲーム目
次に行く、ゲームクリアの気分で行く。
歯石率60%台である。
またもや、10%くらいしか改善していない。
ショックどころではない。
大問題だ。
どこが磨けていないのか?
どこをどんなふうに磨けばいいのか?
もう、これは、歯石率というゲームの中毒になっている。
「歯医者に来い」と言われてもないのに、行くようになる。
中毒化
自分の歯磨きがどれほど改善されたのを確認しに行く。
- ゲームを攻略したい。
- 健康な歯になりたい。
- 健康な歯を保つための歯磨きができるようになりたい。
ゲームにハマるように、歯医者にハマる。
- 動機付け
- 現状の数値把握
- 目標の数値設定
ホストにハマる女性も、この原理の応用であろう。
知識を得て、それを、現実社会に当てはめて可視化する。
人を中毒にする、ハマる方法が、可視化された。
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