【本要約】やりたいことの見つけ方
2021/4/9
やりたいこと探しの公式
やりたいこと以外を仕事にしてしまう
- 仕事自体がストレスだから、そのストレス発散のためにお金を使ってしまう
- 仕事に興味がないから、時間があっても学ぶことがなく成長しない
やりたいこと探しには、公式がある。
その公式は、自己理解メソッドである。
やりたいことがない人がいるのではなく、やりたいことの正しい見つけ方を知らないだけである。
やりたいことを見つけているうちに、仕事以外の人間関係や、健康の悩みも解決する。
やりたいことが明確であると、やらなきゃいけないことを、断ることができる。それは、自分に必要なことと、不必要なことを理解しているからである。
やりたいことをやると、人生は楽しくなる。
やりたいこと探しの間違い
一生続けられることではなく、今、一番やりたいことである。
今、一番やりたいことに、毎日、向き合っていって、死ぬまで飽きなかったら、結果として、それが一生やりたいことになる。
「一生やりたいこと」という風に、肩に力が入っているから、「人生の一大事だ」と思っているから、見つからない。一生やりたいことは、一生やった結果でしかない。
やりたいことがあって、その前にやらなきゃいけないことがある。
やりたいことに、運命的な感覚などない。「ふーん、おもしろいかも」くらいの興味レベルである。興味を持って仕事として取り組んでいく中で、自分で考え、成長し、他人に感謝されて、「やりたいことだ」と気付く。
やりたいことに重きを置いているから見つからない。やっていくうちに、「コレがやりたいことだ」と、認識するだけである。
- 自分が興味がある
- 自分で考える
- 自分が成長する
- 他人の感謝
コレらの要素によって、「やりたいことだ」と認識する。
やりたいことは、存在しているものではなく、やりたいことは、試行錯誤しながら、育て、自分で作り上げていくものである。
楽しいだけの仕事なんて存在しない。仕事には、面倒なこと、嫌なことがある。やりたいことのためには、やらなきゃいけないことも存在する。それを工夫して、楽しくするのも仕事である。
やりたいことを考える時点では、それが人の役に立つかどうは、どうでもいい。
どんなことでも、自分が興味を持ったことなら、誰か興味を持った人が必ずいる。その人にアプローチすることで仕事になる。
自分がやりたいことを続けた結果として、人のためになっているのである。
・「一生やりたいこと」ではなく、やりたいことを続けた結果、振り返って見て「一生やりたいこと」だった。
・「人のためになること」ではなく、やりたいことを続けた結果、「人のためになった」
モノゴトを一方向から見ていたのでは、気付かない。どんなことでも、多角的な視点が重要である。
会えない娘に、教えたいことがある。
コレからの時代に必要とされる能力である。それは、論理的思考能力であり、問題解決能力である。現代教育である詰め込み型暗記型教育は、コレからの時代に役に立たない。ググれば、一瞬で答え見つかることを記憶することに意味はない。
新しい教育は、プログラミングである。プログラミングによって、論理的思考能力や、問題解決能力が身に付けられる。その裏付けは、自分の経験を通して得られたモノだ。
娘にプログラミングを教えたい。養育はできなくとも、教育はできる。コレがやりたいことだ。
やりたいことがわからないなら、行動しても見つからない。
やりたいことを選択するには、2つの要素が必要である。
- 選択肢 … どんな仕事があるのか?
- 選択基準 … 自分のどんな視点で選ぶのか?
やりたいことを見つけるには、選択肢を増やすことではない。選択肢は、もう、十分に自分の中にある。自分の選択基準の視点を明確にすることだ。流行や、給与や、楽さ、メリットという視点は、本質からズレている。
- やりたいことは、自分の中にある。
- やりたいことの実現手段は、社会にある。
やりたいことを考える段階では、その実現性は不要である。「自分がやりたい」と感じるなら、必ず先人がいるから、その真似をする。
やりたいことの実現手段は、社会にある。その実現手段を知らないだけだから、それは、先人の真似をすればいいだけである。自分がやりたいことには、必ず先人がいるのだから。
やりたいことがわからず、迷う
モノゴトが、うまくいかないのは、「それが、自分に合わないから」である。苦手なことをやっても疲れるだけで、何も得られることはない。得意なことをやれば楽しく成果をあげられる。ただ、それが、お金を稼ぐための仕事になったら、つまらなくなってしまう。
自分の意思で、楽しんでやっていたことも、他人の意思で、「強制される」と楽しくなくなる。
「楽しいかどうか」を決めるのは、モノゴトの内容ではなく、自分のことを自分で決める自治である。
自分の興味の赴くまま、やりたいことをやっているうちに、試行錯誤を繰り返しているうちに、自分がやりたいこと、自分のテーマが導き出される。
人は、「選択肢が多いと選択しない」という選択をする。やりたいことが決められない人も同じである。多過ぎる選択肢の前で、立ち止まり、「選択しない」という選択をしている。
メリットを考えて、迷っていても、そのメリットは、こんなに時代の変化が早い時代には、すぐに消えてなくなる。
「どうすべきか?」というメリット重視の判断では選びきれない。でも、「どうしたいか?」という判断なら、自分の意思でできる。
外の世界の変化は激しくとも、自分の内の世界の変化は小さい。外の世界の他人軸から、内の世界の自分軸に目を向ける。変化の激しい時代だからこそ、自分のブレない軸が必要である。
自己理解メソッド
「何を見つけようとしているのか?」という目的意識を明確にしないと、闇雲に探しても見つからない。
「やりたいことがわからない」のは、「頭の中が、散らかっていて、言葉の分類が足りてない」からである。
直感的にではなく、論理的に、やりたいことを見つけ出す。
パズルを組み立てていくように、一つ一つ自分の気持ちと向き合って、「本当にやりたいこと」を見つけるしかない。
それを曖昧な表現でなく、論理的に説明する。
・やりたいことを体系立てて、論理的に説明した著者
・お金を体系立てて、論理的に説明した両学長
・服を体系立てて、論理的に説明したMJ
みんなが、よくわからないモノを、体系立てて説明する。
そうすることで、そこに、火種が落ちる。
後は、その火種が広がっていくように、薪を焚べ続ける。
【自己理解メソッド3本柱】
- 好きなこと(情熱)
- 得意なこと(才能)
- 大事なこと(価値観)
やりたいこととは、好きなことを得意なやり方でやることである。
好きなこと
- 興味があってもっと知りたいと感じる。
- 関わるだけでおもしろくて「これが本当に仕事でいいの?」と感じる。
- 「なんで?」「どうして?」のような疑問が湧いてくる。
言語化が足りない。
異国の文化、日本との違いを経験することで、本から得た知識ではなく、体験となる。その体験は、日本で生活していては得られない体験である。その体験によって、自分が変容する。価値観が変容する。自分の変容に興味がある。
得意なこと
- やっていて苦がなく心地がいい。
- がんばらなくても無意識にやっている。
- ストレスがないので夢中になりやすい。
- 仕事でなくても普段から自然とやっている。
- 他の人に対して「なんでこんなことができないの?」と思ってしまう。
得意なことと、スキルは異なる。得意なことは生まれつき持っているモノで、スキルは後天的に身に付けたモノである。
「得意なことって何だろう?」ってなる。
先天的に持っていて、どんな仕事でも使える才能?
スキルは、自分がやりたいことを実現するための手段である。
やりたいこと
やりたいこととは、好きなことを得意なやり方でやることである。
言い換えると、やりたいことは、
旅をして、SNSで、発信すること。
モノゴトを、ロジカルに分析すること。
体系立てて説明することと、共感を促すこととは、対極にある。
体系立てて、ロジカルに話すこと。
やりたいことと、なりたいものは異なる。
やりたいことは、職業名ではない。
なりたいものを考えてると、手段が限定される。
なりたいもの(職業)は諦めてもいいが、やりたいことは諦めない。それを実現するルートは必ずどこかにあるはず。
大事なこと
経済的自由に生きたい。
経済的自由は、確かに、状態フローであるが、その根底は、資産の保有ストックである。
経済的自由を自分の力で手に入れたというのは、状態フローである。
「経済的自由になりたい」のではなく、経済的自由を得る力が欲しい。経済的自由をやりたい。経済的自由になる道を歩むことをやりたい。経済的自由になるというより、やりたいことは経済的自由である。
「何のために働くのか?」という質問に対しての答えが、大事なこと。
大事なこと = 価値観
・人生の目的が決まる
・人生の目的 = 経済的自由な生活
・仕事の目的が決まる
・仕事の目的 = ??
仕事
・正直、周囲の人や社会のことなんてどうでもいい。
・ただ、仕事とは、人の役に立つこと。人の役に立たないと仕事ではない。だから、「どうやったら、人の役に立てるのか?」「何をしたら、人の役に立てるのか?」自分の人生40年を振り返った時に、「自分の経験の何を用いれば、人の役に立てるのか?」
仕事の結果
他人に貢献している実感が得られることは、仕事でのモチベーションになる。
好きなことを仕事に
・「好きなこと」は、仕事の目的を実現するための「手段」である。
好きなことを仕事にしても、人に価値を与える仕事をするのは難しい。お金は人に与えた価値の対価である。
・「好きなこと」を、続けていくことが時代の変化によって難しくなる。
好きは手段だから、大事なことを見つける。
好きなことの前に、得意なことから見つける。
やりたいことが見つからないのは、「見つかっても仕事にできそうにない」という思考のブレーキである。逆に、「何でも仕事にして生活していける」と言う自信があるなら、やりたいことは見つけやすい。
得意なことは、自分の得意な仕事のやり方であり、どんな状況でも使える長所でもある。
仕事とは、商売とは、商いである。
- 商い → あきない → 飽きない
自分も客も、飽きないことが、仕事の絶対条件である。
飽きないことでも、人の役に立たなければ、仕事として成り立たない。その飽きないことは、仕事ではなく、好きなことである。
やりたいことを続けても仕事にならない。どんな人にどう役立つのかを考えた上でないと、仕事にならない。
大事なことを仕事に
大事なこと(価値観)で、仕事を考える。人にこんな影響を与えたい。
仕事には感情はいらない。人の役に立つことを論理的にやるだけだ。
大事なことは、ずっと進み続ける人生の方向である。目標はその道の途中にあるチェックポイントである。
大事なこと、自分の価値観を明確にすることで、人生の目的や、仕事の目的になる。
1人でじっくり考えることで思考を深めて、誰かに話して表現することで、自分の思考を可視化する。
自己理解とは、自分にとっての当たり前を見つけること。自分にとっての当たり前だけど、他人にとっては特別だと気付くこと。
自分でコントロールできないことは価値観に入れない。
「お金を稼いでお金持ちになりたい」という価値観も、お金を払うのはお客さんなのでコントロールできない。
- 目的思考型の目標 … 他の人の人生の向上に手を貸し、自らも学び成長したい
- 利益思考型の目標 … お金持ちになりたい、有名になりたい
目標達成後の幸福度
目的思考 > 利益思考
好奇心に従ってワクワクを原動力に動くことは、夢中につながる。好奇心の湧かないことは、夢中になれない。
価値観を自分で満たす。
結果、その価値観を周りにも広げたくなる。
意識せずとも、人は自分の周りの世界に影響を与えようと行動する。
得意なことを仕事に
得意なこと = 成果を出すために使える、無意識な思考・感情・行動パターン
得意なこと(才能) = 無意識の癖
だから、気付くための振り返りが必要である。
癖は、どう捉えるかで、長所にも短所にもなる。
・低脳だから、低脳の気持ちがわかる ← 長所
・他人とのコミュ力が低い←短所
・自分とのコミュ力は高い←長所
自分の思考を文章に落とし込んで表現することができる。
自分を変える努力はいらない。自分を活かす努力だけでいい。
「〜だから」を「〜だからこそ」と、言い換える。
誰かの長所の使い方を真似ることではなく、自分だけが使える勝ちパターンを手に入れることである。自分だけの取扱説明書を作る。自分の取扱説明書は、自分の経験の中にしかない。自分が元から上手くできることを効率よく伸ばしていくことが、重要である。
自分のことが好きだし、自分のことに自信もあるし、自分のことを話すことが、好きだ。
例え、バツイチ、無職だとしても。
ブログで自分の内心を毎日更新できるくらいには。世の中には、
・自分のことが好きではない人がいる
・自分のことに自信がない人もいる
・自分のことを、上手く話せない人がいる
・自分のことを、文章にして可視化できない人がいる
得意なことをやっている時は、とても、楽で、楽しく、あまり、疲れない。やればやるほど元気になる。
得意なことは感情と結び付いている。長所を使っている時、充実感や喜びが感じられる。短所となっている時は、虚無感や不安を感じる。
好きなことを仕事に
好きなこと = 興味好奇心を感じる分野
自分が好きな分野のことに対しては、疑問を疑問のままで置いておくのに耐えられない。「知らないこと」を「知っている」という状態に変えたくなる。その差を埋めたいと感じる気持ちこそが「好き」
好きな異性がいたら、自然と興味が湧いてきて「もっと知りたい」「もっと親しくなりたい」とおもう気持ちが「好き」
お金のために働いている人は、好きで働いている人に敵わない。
「仕事だから、頑張って勉強している」ではいけない。勉強する時に、頑張る必要がないほどの興味があることを、仕事にする。
好きなことを仕事にすれば、努力する必要もない。
努力は、夢中に勝てない。
これから、80歳まで働くから、80歳までの40年間続ける仕事を考えている。お金はたくさん稼ぎたいけど、お金だけのモチベーションじゃ40年間続かない。だから、お金の過多に関係なく、40年間続けられそうな仕事について思考する。
80歳の時に肉体労働は厳しいから、iTになる。海外移住しても続けられる仕事だから、iTになる。結局、iTなのだ。何かしらのiT関連の仕事なのだ。
そして、頑張る必要がないほどの興味って、自分、食事、旅、海外生活である。
食事は、本能に基づくモノである。
自分、旅、海外生活は、自己変容や未知への興味である。
未知から既知への道程である。
既知とは、自分とは違う価値観を知ることである。それによって、自分は必ず、影響を受ける。そして、自己変容する。
自己変容に気付くのは、その瞬間ではない。日常へ回帰したときである。
仕事にしてはいけない「好きなこと」
「役に立つから好きなこと」
結果を求めている。
仕事にすべき「好きなこと」
「興味があるから好きなこと」
楽しいからやっている。
「役に立つかどうか」の合理的な基準が強過ぎると好きなことは見つからない。ブレーキがかかってしまい、好きなことをやるという目的を見失う。
- 役に立つこと
- 生産的なこと
- お金を稼げること
- 誰かに説明できること
やりたいこと
お金を払ってでも勉強したいことは?
「勉強したい」と感じることは、興味があること。それを仕事にすることで、仕事は好きでやっている遊びになる。
大きい本屋に行って、いろんな本棚を眺めると、自分が興味あることに気付くことがある。役に立つから必要な本ではなく、なぜか気になった本に注目する。直感で見つけた、なぜか気になった本が、本当の好きである。
お礼を言いたい人は?
・次の夢(海外移住)を叶える方法である投資を教えてくれた両学長
・正しい知識を与えてくれる本
前職で、1番記憶に残っているのは、「教育は、楽しかった」ということ。
自分が実践して見つけたことを人に伝えたい。
それが好きなこと。
YouTubeもそうだ。YouTubeなんか、そのまま、プログラミング先生だし。俺の現在の全ての行動、活動は、好きなことをして生きているんだ。俺は、今、好きなことをして生きているんだ。銭には、なってないけど。好きなことをやっているんだから、後は、マネタイズするだけ。マネタライズが1番難しいんだけど。好きなことなんだから、何とか、マネタライズしようと思っていれば、無意識が、マネタライズの情報を捨てなくなる。カラーバス効果
将来、役に立ちそうなことを勉強して、それから、「やりたいことが見つかったらいいな」という考えは捨てる。将来のためではなく、今、1番やりたいと感じることに取り組む。
将来のために生きるよりも、今、1番やりたいことに本気で向き合っているうちに、成長する。
仮説を立てて、行動し、振り返って、次に活かすことが大事である。
好きに軸足を置いて、得意をずらしていくという試行錯誤を積み重ねると、そのうちピタッとハマる。
” 好き ” と ” 得意 ” を組み合わせて、やりたいことの仮説を立てる。
やりたいことが決まっても、うまく仕事にならないのは、やりたいことをやることに必死過ぎて、仕事の目的を見失っている。
仕事でお金を受け取れるのは、誰かに価値を与えて、役に立ったときである。
他人のやりたいことに、お金を払う人はいない。やりたいことの結果に、他人が価値を感じたときに対価が生まれる。
本当の意味での成功は、大きな目標を達成することではない。「自分らしいと感じられる今この瞬間を活きること」が成功である。
お金や、名誉に縛られてはいけない。お金は、自分が社会に対して与えた価値を数値化したものである。社会人の収入は、学生のテストの点数である。
本当のやりたいことを見つけて仕事にしたら、仕事と遊びの境界がなくなって、仕事に夢中になって、ずっと仕事をしていたいというフローに入る。
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