裁判傍聴3〜自分のことは、わからない

裁判傍聴

裁判傍聴3〜自分のことは、わからない

2021/1/29

人は自分のことを、自分が1番わかっていると信じているが、実は、そんなことはない。

人は、自分のことを、理解しているようで、実は、そうではない。

自分が何を食べたいのかに気付くのは、いろいろな料理がある定食屋に入って、トンカツというメニューを、見た時である。そこで、そう言えば、トンカツ食べたかったんだと、トンカツを頼むのだ。

俺に、ボブが好きなことを気付かせてくた女性がいる。

「ボブ好きだよね?」

そう言われて、はじめて、自分がボブの女性が好きなことに気付いた。30代後半になって、はじめて気付いた。そんなこともある。

裁判傍聴に、行った。

被告人の男は、強姦しようとして、夜中に、一人暮らしの女性宅に侵入した。女性から、激しい抵抗に合い、最終的には、強姦をせずに逃げたということだ。そして、「なぜ、強姦しなかったのか?それは、勃起しなかったから」だという話しである。

想像するに、強姦系AVが好きで、よく見ていて、自分の性癖は、強姦だと理解している。いつか、自分も本当の強姦をしてみたいという心理があり、ある時、理性の閾値を性欲が越えた。そして、実行に移した。しかし、女性から、本気の抵抗にあったら、強姦系AVとは、もちろん異なる現実がある。勃起しないという現実がある。

人は、自分のことを理解していない。自分が信じている自分は本当の自分ではない。

作られた映像の中を現実だと勘違いして、実行に移した結果は、本当の自分の性癖が間違っていたことに気付き、犯罪者となったということ。

人は、愚かな生き物である。

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