【本要約】稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか

【本要約】稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか

2020/11/24

素晴らしい人生とは?

素晴らしい人生を送るための考え方は?

人も、モノも、すべてが、存在していることが必然で、存在するだけで価値がある。存在するというのは、自立的に存在するのではなく、すべてが相対的な関係の中で、存在するということ。

人は存在する以上の価値を生み出すことができる。人は必然的に、生命を受けて、この世に存在する。

瞑想し、悟りの境地に近付くと、自分自身の意識が全て消え、ただ自分が存在するという感覚だけになる。森羅万象すべてのものが自分と同じ存在としか言いようのないもので成り立っているということを直感的に感じる。

身体は、自分の意識で、活性化されたり、衰えたりするから、目には見えないが、意識というのは、とても強い影響力がある。

空を飛びたいという意識が、飛行機を発明した。天動説を信仰するキリスト教社会で、地動説を唱えて迫害された。

「発見や発明は証明されて科学となるが、それまでは、哲学や、信念、信仰である」

意識から全てがはじまっている。

コンピュータは、ハードだけでは動かず、ソフトが必要であるが、人間にとっては、肉体がハードで、意識というソフトが入ってはじめて機能するということ。

偽薬でも病気が治るということが実験で示されるように、意識によって病気は治る。

人生の価値とは?

人生の価値とは、努力し素晴らしい人格を持つまで自分の心を高めること。現世での体験、失敗や成功も、人間性を高めるための試練である。

人生は、心の修行

人間は肉体を持っているがゆえに、自分を大事にしたい、自分を守りたいという欲望を持ち、自由に煩悩のままに動いてしまう。

<仏教の六大煩悩>

  • 貪:貪欲な心
  • 瞋:怒りの心
  • 癡:愚かな心
  • 慢:慢心
  • 疑:疑う心
  • 見:悪く見てしまう心

<お釈迦様の六波羅蜜>

  • 布施:人のために尽くす
  • 持戒:足るを知って戒律を守る
  • 忍辱:耐え忍ぶ
  • 精進:働く
  • 禅定:心を鎮める
  • 智慧:智慧に至る

科学とは?

正しいと科学的に証明されたことでも、その後の科学で否定されることもあるから、科学は、「現在においてわかっている範囲での事実」を示すので、科学で、全てが正しく説明できたり、科学が、真実というわけではない

麻酔の仕組みは科学的に解明されていない。ある薬を使うとそのメカニズムは解明できないが意識が止まってしまう事実があるだけだ。

<人生を形成する要素>

  • 運命
  • 因果応報

意識して行動したことが原因となって結果が生じる。運命は宿命ではなく、変えることができる。それには因果応報の法則が大事である。

悩まない方法

深く考えることは重要だが、悩みは身体を壊すこともあるから、よくない。

悩まないですむためには、「これ以上考えることがない」というくらいに考え、その後は「人事を尽くして天命を待つ」というようは姿勢が必要である。

<悩まない方法>

  • 悩む暇があったら誰にも負けない努力で働く
  • 謙虚にして驕らない
  • 毎日反省する
  • 足るを知って生きていることに感謝する
  • 自分よりも相手によかれという利他の心をもって生きる
悩まないで生きたいと誰もが考えるけど、その道がこんなにも険しいとは、知らなかった。
稲盛和夫の哲学 人は何のために生きるのか

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