【本要約】知的生活

【本要約】知的生活

2021/2/18

知的

知的な人にとっては、たまたまその人が居合わせた所が学校なのであって、人間が、書物が、動植物や石が、そして周囲の大地が教師である。知的な人が歳を取ったとった時に悔やむのは、他人より好機が少なかったことではなく、好機を逸してしまったことである。

能力のある人は、言葉に現さなくともも、知的な思考をする。

人を知的にするのは、身に付けた学識ではなく、美しくモノを考えることを、喜ぶことである。

知的生活をする者にとって何よりもなくてならないものは、客観的に物事を見ることだ。

知的好奇心は、時に、性的不道徳を生み出す。一方で、度を越した不道徳行為は知性を奪う。

時間

どんなに時間があっても、時間を有効に使おうと思うなら、時間は節約しなければならない。時間を節約する1番いい方法は、何かを学んだり、行ったりする時には、必ず、完全にモノにするのだという強い精神力である。

一方で、限界が見えた時は、潔く認める。自分のタスクを洗い出して、その重要度を付ける。そして、1番重要なタスクに絞り込む。タスクのゴールは明確化しておく。選択と集中である。例えば、英語を全て覚えるのではなく、旅行に必要な単語を、400語覚えるだけで、旅行できる。

歳を取った時に振り返っておもうのは、自分が企てた計画の見込みの誤りである。

  • 時間は短い。
  • 時間はあるうちに利用する。
  • 失った時間は取り戻せない。

時間の格言は、無数にあれども、それを現実の行動に落とし込むのは、簡単ではない。

『何をやるかということより、何をやらないでおくか』が、最重要である。

経験は、自分の予想以上に、価値がない。解決しなければならない問題には、必ず未知の要素が含まれているからだ。

遅延は時間泥棒だと言われるが、損なことをやって、一生のある期間を棒に振る危険のある時には、時間を引き延ばした方がいい場合もある。

どうすべきかよくわからないうちは、何もしない方が得策だ
ナポレオン
どの位置に色を塗るかがわかりさえすれば、実際に描くにはほんのわずかな時間で充分である
ある有名画家

いろんなことに手を出し過ぎてしまって、時間を浪費してしまう。自分にゆとりを持つ人は、その間に進むべき道を見極め、正確に先を見越して、時間を節約する。

成功を収めるには、どんな場合でも、頭を働かせて、時間を節約する必要がある。多くの場合、成功は、1人の人間が打ち込んだエネルギーによって決まる。

時間の浪費と世間で言われるモノが、知的な人には経験を豊かにしてくれるモノがある。

教養

立派な知性の持ち主は全て、いろんな教養を身に付けたいという欲求によって、教養を身に付け、自分を磨いている。

まず、やるべきことは、規則正しく時間を合理的に使うような習慣を作る。

モノを考えるということは、脳の神経の破壊をもたらすので、脳の神経の破壊は回復と同様、常に進行している
ナイチンゲール

機会は時間によって左右される。好機が到来しても、好機を利用する時間を割けなければ何にもならない。しかし、好機は、我々が利用できる時に限ってのみ存在するものである。

一見、無限に恵まれているように見える境遇には大きな落とし穴がある。
一方、狭いけれども実り豊かな分野に、やむを得ず限定された人は、その代わり素晴らしい代償がもたらされる。

お金

お金を節約する人が心がけることは、出費からできるだけ良い結果を得られるようにお金を使うこと。お金に貪欲な人が心がけることは、出さないで済むのなら、一銭も出さないこと。

富がもたらす快楽は、知的労働を怠けるよう誘惑するだけなら、まだ抵抗できる。しかし、富は、快楽だけでなく、名誉と権力も与えてくれる。お金持ちは、他人に命令してやらせると多くの仕事ができ、他人の力を借りないでは何もできないと、考えている。

お金儲けに奔走することは、知的生活には好ましくないけれども、貧乏からくる不自由さはそれ以上に好ましくない。

仕事現場での訓練こそ最良の師であっって、成功者の多くは、仕事現場での訓練によって腕を磨いてきた。日々の仕事をこなしていくことによってのみ、その世界の仕事で活躍できるような人に鍛え上げられていく。

知的生活の目的は、自己教育に捧げられた生活である。

自分自身の仕事をうまくやるということが、真に能力のある全ての人たちが、強く願うことである。そこに幸福があるのであって、収入の多寡や名声にあるのではない。一方で、お金がないということは、優れた仕事をする時に、大きな障害となる。

お金を時間を守る盾として使い、お金のために時間を浪費しないこと。知性と意志という君主を守るボディーガードとして利用する。

考えの貧しさは、自由に使えるお金の乏しさに比例する。かと言って、自由に使えるお金がある人が全て、知的業績をあげているわけではない。いつも、自由に使えれば、思想の土壌は充分に耕され、水が与えられ、従って芽も出やすいという利点がある。ケチケチしていたのでは、思想の芽も充分伸ばしてやれない。

本当に大事なモノ

自分の心の中に自然に生まれてきたイキイキとした純粋な興味を大事にして、いつまでも失わない。人は、この純粋なイキイキとした興味があって初めて、向上する。そして、人は、修得できる能力のある対象しか身につけられない。

本当に重要なのは、時間と健康である。これがあれば、好機はいつでも訪れる。

自分の知的生活が、社会に認知されなくても、国全体としては、教養が上がっているのだから、良いことである。国全体の教養だと高貴すぎるので、身近な存在に置き換える。
私は知的仕事をやり抜こう。それは、妻や子どもたち家族が、無意識のうちに私から知識を吸収するためだ。私は、家族が、モノゴトを、知るようになるために、学ぼう。家族で知識を得ることで、幸せに暮らそう。

そのためには、教える知識と、伝え方が必要である。

読書

読書の技術は、自分にとって、要所を抑えながら、不要な箇所を飛ばし読みすることである。自分以外には、自分の知性が必要としているものはわからない。

読書というのは、教育のない人には、時間のかかる骨の折れる作業である。教育のない人は、書くよりも話したがり、読むことよりも聞くことが好きなのだ。読むことよりも聞くことで情報を得る。

たしかに、知的水準が低い仕事≒給与が少ない仕事の人は、メールやチャットといった文章のコミュニケーションよりも、電話が好きだ。そして、さらに、知的水準がは低い人は、ずっと朝起きてから寝るまでテレビを見続けている。
知的生活は、今から100年以上も、前の作品である。しかし、100年も残り続けている良書だから、そこには、普遍の真理が、書いてある。だから、現代においても、ピッタリと当てはまる。

知的財産と成功

知識人が最後に極めるべき最高の知識の一つは、無学な人、無教養な人、何の予備知識もない人に理解できる多識を教える方法である。

知的財産は、物理的財産と同様の価値を持つ。

師匠の心に共鳴して師匠の思想を心から受け継ぐ者は、たった1人しかいない。その1人の弟子が、今度は教える側にまわり、思想は広がっていく。

社会的成功とは、大衆に対しての成功である、それは即ち、商売としての知識の獲得である。

一方で、知的生活とは、自分の好きな知識を身に付けることである。

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