知能の低さと古典と ~ 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
2020/9/23
自分の知能の低さを悲観しても何も変わらない。逆に、自分が知能が低いっていうことを理解したなら、生きやすくなる。
図書館で、児童書コーナーに行って、漫画で書いてある宗教の成り立ちを、手に取ることもできるし、平易な言葉で書いてある聖書を読むこともできる。わざわざ、難解な本を手に取って、途中で挫折して、諦めることもない。
児童書で検索して唯一ヒットした、資本論の本
高校生にわかるように書かれた本を、知能の低い40歳のおじさんは読む。資本論は、難しいけど、池上さんの解説は、わかりやすい。そして、これまで、数十冊以上も読んできた、どのお金の本よりも、お金の真理を付いている。真理をついていると、わかるのは、これまで読んできたお金の本の知識のせいかもしれないが。
古典は素晴らしい、時代を超えて、読み継がれている本は、良書以外の何物でもない。いよいよ、次の興味は、古典へと辿る。うん、やっぱり、歴史に収束する。どんなに、勉強しようとも、結局、人は、過去の賢人に学ぶしかない。未来はわからないけど、歴史は繰り返す。
人は合理的な生き物ではないから、これからも、非合理な過ちを犯してしまうだろう。でも、歴史を学ぶことで、類似の現象が起こった時に、慌てずに対応できる可能性がある。これから、10年未来どころか、3年未来のことすら、どんな世界になっているのか、全くわからない。’ 世界的流行風邪 ‘ が世界を分断したように、複雑系の世界は、予想できない。しかし、世界は、ウィルスに侵された歴史がある。
今こそ、歴史を知り、歴史に学び、歴史を紡ぐための人生の指針を、見直す、まさにその時である。
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