【タルムード】『ユダヤ5000年の知恵』要約

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【タルムード】『ユダヤ5000年の知恵』要約

2020/11/17

タルムードとは?

タルムードは、

  • 法典ではないが、法が語られている
  • 歴史書ではないが、歴史が語られている
  • 人物辞典ではないが、人物が語られている
  • 百科事典ではないが、百科事典の役目も果たしている

人生とは?幸福とは?愛とは?5000年にわたるユダヤ人の知的財産がタルムードである。

タルムードが書物になる前は、口伝で、教師から生徒に伝えられてきた。だから、質問と答えという形式が取られている。

タルムードが、偉大でも、同じ人間が作ったものだから、同じ人間である我々が、それを自分のものにできないはずがない。一歩一歩前進するのみである。

二つの頭

タルムードには、一つの思考法を鍛えるために、現実的でなくとも、原理のような話がたくさん載っている。

「もし赤ん坊が二つの頭を持って生まれたら、この赤ん坊は二人として数えるべきか、それとも一人として数えるべきだろうか」

例えば、人間は二つの頭があっても胴体が一つなら一人であるとか、一つの頭は一人と数えるべきだというふうに考えるといった意見を確立するためには、役に立つ仮説である。

ユダヤ教では日本の神道と同じように子供が生まれると、一カ月目に礼拝所に連れて行って祝福を受ける。その場合、頭が二つあったら二回祝福を授けてもらうのか。それとも一人だから一回でよいのか。また、祈るときには小さな鉢を頭にのせるが、一人だからこれは一個でいいのか。それとも二つ頭があるから二個のせなければならないのか。

タルムードの答えは明解である。片方の頭に熱湯をつぎ、片方の頭が悲鳴をあげたら一人だし、片方がもし涼しい顔をしていたら、二人だということになっている。

イスラエルにいるユダヤ人が迫害を受けたり、ロシアにいるユダヤ人が迫害を受けたという話を聞いて、自分がその痛みを感じ、叫び声をあげるなら、その人はユダヤ人であるし、もし叫び声をあげなかったとしたら、ユダヤ人ではないのである。

ユダヤ人の迫害

なぜユダヤ人が迫害されるのか?キリストを間接的に殺したのが、ユダヤ人であるということが、概ね、納得がいく理由だろう。

ユダヤ人は、タルムードを学ぶ。学ぶ人達は、賢いから、自由に操れない。5000年もの間の知識が詰まったタルムードを学ぶ ” 賢いユダヤ人 ” を、権力者が自由に操れない。ユダヤ人を自由に操れないから、ユダヤ人を迫害することで、権力者に不利な状況にならないようにしている。

酒の起源

この世で最初の人間がぶどうの種を植えていた。

そこへ悪魔がやってきて、「何をしているのか」と聞いた。人間は、「私はすばらしい植物を植えている」というと悪魔が、「こんな植物は見たことがない」といった。そこで人間は悪魔に対して、「これは非常に甘くておいしい実がなって、その汁を飲むと非常にあなたは幸福になるのだ」といった。

悪魔はそれでは自分もぜひ仲間に入れてくれといって、羊とライオンと豚と猿を連れてきて、この四匹を殺し、その血を肥料として流し込んだ。そしてワインができた。

まず飲みはじめのときは羊のようにおとなしく、ちょっと飲むとライオンのように強くなり、それよりも飲むと豚みたいに汚くなる。あまり飲みすぎると猿のように踊ったり、歌ったりしだす。これは悪魔が人間の行ないに対して与えた贈り物である。

男女観

男が女にひかれるのは、男から女をつくったときに、肋骨をとられた。その自分の失ったものを取り返そうとするからである。

神が、最初の女を男の頭からつくらなかったのは、男を支配してはならないからである。しかし、足からつくらなかったのは、彼の奴隷になってはならないからである。肋骨からつくったのは、彼女がいつも彼の心の近くにいることができるようにである。

死生観

人は3つの名前を持つ

  • 両親が生まれた時につけてくれる名前
  • 友達が親愛の情を込めて呼ぶ名前
  • 自分の生涯が終わるまでに獲得する名声

名声を求めて走る者は、名声に追いつかない。しかし、名声から逃れて走るものは名声に捕まえられる。

人間は、生まれてくるときは、手を握っているが、死ぬときは手を広げている。それは、生まれてくるときに、人は世の中のあらゆるものを掴もうとしているからであり、死ぬときには、全てを後に残った人間に与えて、何も持っていかないということである。

人間は裸で生まれて、死ぬときもまた同じ裸で死んでいく。人は死んで家族と富と善業の3つをこの世に残すが、善業以外はあまり大したことではない。

ユダヤの教え

人を評価する3つの基準

  • お金の使い方
  • 酒の呑み方
  • 忍耐力

賢人になる7つの条件

  • 自分より賢い人がいるときには沈黙
  • 人の話の腰を折らない
  • 答えるときに慌てない
  • 的確な質問をし、論理的は解答をする
  • 優先順位を付けを明確にする
  • 知らないことは、知らないと正直に言う
  • 真実を認める

世の中には度を越していけない8つ

  • 旅行
  • 仕事
  • 睡眠
  • 香料

人を傷つける3つ

  • 悩み
  • いさかい
  • 空の財布

空の財布が最も人間を傷付ける。体のあらゆる部分は心に依存している、心は財布に依存している。

知識

ユダヤ人にとって、学問は、魚にとっての水のようなものである。魚が水なしで生きられないように、ユダヤ人は学ぶことなしに生きられない、ユダヤ人は学び続ける。

お金はなくなったり、奪われたりするが、知識は、奪われることなく持って歩ける から、教育が1番大事である。

知識を増やさないということは、知識を減らしてるということである。
知識を増やしても、自らを、社会から切り離すことは罪である。

出会った人すべてから何かを学ぶことができる人 が1番賢い。

自分を知ることが最大の知恵 である。

学校教育の軸がズレているのも、国家の意思である、国家は、国民から税金を取りやすいように教育を施す。国民が、お金についての知識、つまり、税金の知識を身に付けることによって、節税されることを、恐れているからだ。

人のため

他人に何かをするときには、全てをそれにかけるものが、1番尊い。

他人を褒めることができる人は、素晴らしい人である。

自分が嫌なことを他人にしてはいけない。
相手の立場に立って考えなければならない。

自分を抑えて、敵を友に変えられる人は、強い人である。

自分の意識

魚はいつも針で釣られる、人間もやはり口で引っかかる。
人間は口が一つ、耳が二つある。
これは、聞く方を倍にしろということである。

心をコントロールすることは、1番大事だ。
正しい者は、自分の欲望をコントロールするが、正しくない者は、欲望にコントロールされる。

自分の持っているもので満足できる人が豊かな人である。

忍耐力を失わない。
清潔感を持つ。

行動は言葉よりも大きい。

自分で自分のためにやる。
今しないなら、いつできる日があるか。

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