大衆に「労働は常識だ」と叩き込むのが義務教育
「悪魔とおしゃべり」からの思考

【本要約】悪魔とのおしゃべり
自分の中にある「正しさ」を疑う。正義のヒーローはいつも怒っている。そして、悪のボスはいつも笑っている。人間が怒る理由は、相手に期待しているから怒るのだ。
2021/8/8
戦い
私たちは、いつも常識の中にいる。
常識という言葉が嫌いで、常識という言葉を使うことをやめて、常識なんてない。すべては個人の価値観だって書き続けている、そういった湯浅もまた、自分の中の常識に囚われている。
私たちは「義務教育」というシステムの中に、放りこまれる、否応なしに。
そこで、画一的な思考を植え付けられる。
上を目指せ。
人を超えろ。
人の上に立て。
人を支配するリーダーになれ。
人を超えろ。
人の上に立て。
人を支配するリーダーになれ。
競争こそ、すべてだと、脳内に、叩き込まれる。その叩き込まれたことが、自分の中の常識として育まれる。
だから、私たちは、いつも不安の中にいる。
「上を目指さなけばならない」という枠組みから、はみ出すことができない。
「戦い」を休むことは、許されない。
「戦い」続けることが、常識である。
「戦い」をやめることは、想像できない。
「戦い」続けることが、常識である。
「戦い」をやめることは、想像できない。
男子たるもの「戦いの場から降りることは、許されない」と教育されてきた。
だから、誰も、戦いをやめない。
戦いをやめても、不安だ。
いつか、また、あの戦場へ行かねばならないのだから。
戦いとは、仕事のことである。
正しいゴール
働かないでいい人たちがいる。
資本家だ。
大衆は、義務教育で洗脳されて、資本家のために、労働する。
大衆には、疑問はない。
「労働が、常識だ」と信じているからだ。
大衆には、疑問はない。
「労働が、常識だ」と信じているからだ。
資本主義が続く限りは、人口増加が続く限りにおいては、そのシステムは、有用に機能する。
お金持ちが、ゴールじゃない。
資本家が、ゴールなのだ。

資本家の搾取の現実、そして、労働者の対抗とは交渉
資本論や、お金や投資にまつわる本を読んでいると、必ず出てくる、労働者は、資本家(株式のオーナー)に搾取されているという事実。我々はほとんど労働者である。ほとんどの労働者は資本家に搾取され続けていることを知らないし、知っていてもそれを甘んじて受け入れている悲しい世界。
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