【本要約】法則のトリセツ

【本要約】法則のトリセツ

2021/7/16

人を動かす

人を扱う場合は、相手を論理の動物だと思ってはならない。相手は感情の動物である。しかも、偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動する。

【人を変える9原則】

  1. まずほめる
  2. 遠まわしに注意を与える
  3. 自分の過ちを話す
  4. 命令をしない
  5. 顔を潰さない
  6. わずかなことでも褒める
  7. 期待をかける
  8. 激励する
  9. 喜んで協力させる
人は論理ではなく、感情で動く

脳科学

  • ビジュアライゼーション
成功した自分を視覚的に想像してやる気を維持する。

人間の脳はイメージしたことなのか、体験したことなのかを判断できない。だから、自分の成功した姿をありありと思い描くことで、脳に信じ込ませることができる。

  • 報酬による強化理論

タスクと同時に報酬を用意しておく。作業の開始時間と終了時間を決めておいて、集中して作業をしたご褒美として、報酬を自分に与える。

人間の脳の中は、行動をとったあとで、脳の中で報酬を表す物質 ( ドーパミン ) が放出されると、その行動を強化する。

報酬を得て喜びを実感できた行動を再現し繰り返していくことで、行動が熟練していく。

  • フロー状態 = ゾーン ( 入神状態 )
フロー状態では、最高の成果が発揮される。

フロー状態を経験すると、まるで周囲の時間が止まったかのように感じられ、リラックスしつつ覚醒したようなか不思議な状態で作業に没頭できる。

野球選手の「ボールが止まった見えた」という状況であろう。

自分が、好きな活動をしているときの精神状態である。

趣味や友達と過ごしたり、恋人とデートしたりしているときは、楽しくて時間を忘れてしまうような感覚がフロー状態である。

  • ヤーキーズドットソンの法則

人間はほどよく緊張すると、脳内にアドレナリンが分泌し集中力がアップするが、緊張感が高まり過ぎるとプレッシャーが強すぎて集中力が低下してしまう。

目標達成

日常生活の中で、頑張ればできる小さなことから実行してみる。最初の目標は大きくなくていい。かんたんに手の届く範囲で、小さな行動を習慣化することで、だんだんと目標達成のための習慣が苦にならなくなるはずだ。

マインド

成功者は多くの人から感謝される存在である。

お金は人の気持ちの表れである。

お金はお金がいっぱいあるところに自然と集まる。
( バンドワゴン効果 … 人は人の集まるところに集まる。)

  • アファメーション ( 肯定的自己催眠 )

前向きな言葉を繰り返し口に出して言ったり心の中で唱えたりすることで、自己催眠をかけてしまう。

  • 口ぐせ理論

人の心は、言葉と行動に表れる。

「私はついてる」
「私は成功に近付いている」

声に出して言うことで、ポジティブな自己暗示をかける。何が起こっても、好意的に解釈する習慣をつける。

  • 利他の精神

成功を目指すには、いつも支えてくれる周りの人への感謝の気持ちを常に持ち続ける。

  • マスターマインド

目標を同じくする周りの人の知恵や協力を得る。

メンター … 自分を成功へ導いてくれる人
ソウルメイト … 魂の友人

メンターは、人生の目的を見つけたときに現れるケースが多い。人生の目的を見つけ行動を開始した結果、メンターと出会う。

実践

  • 方法論

方法論とは、フレームワークのことである。

人の知的活動とは、一種の情報処理システムである。問題解決のためのフレームワークを獲得することが目標達成につながる。

  • 予言の自己成就
  1. 目標を決めて紙に書く。
    目標を紙に書いて、予言すると、実現する。
    人には、自分の予測や願望に沿った行動する性質がある。
  2. 目標を紙に書いて、どうやったら実現できるという計画を考える。
  3. 行動と期日を決める。
  4. どのように行動するかを考える。
  • SMARTの法則

目標を達成するには、SMARTの法則を用いる。

Specific ( 具体的 )
Measurable ( 計測可能 )
Achievable ( 同意 )
Realistic ( 現実的 )
Timing ( 明確な期日 )
  • アイビーリー式タスク管理

明日やるべきことを6個書き出して、翌日は1から順に仕事をする。
そして、その日の終わりに、また新しく明日やるべきことを6個書き出す。

決断

  • ブリタンのロバ

分かれ道の前でロバが迷っている。片方の道を選べば水があり、もう片方の道を選べば餌があるのだが、ロバは結局決断することができず、死んでしまう。

危険な方を選べば、すべて正解だ。

日常生活や仕事の判断で、判断に迷うときは、どちらを選んでも大体の場合は正解である。大差ないから迷うのだ。それならば、客観的に危険と思われるにも関わらず選択肢に残っているというのは、そちらが正解の可能性は高い。悩んでいるうちにチャンスを逃す。

会社経営では、経営者は、常に決断を迫られる。将来の予測を伴うような経営判断においては、その時点で正解は分からない。だから、無理でもどちらかを選ぶしかない。

  • ソマテックマーカー仮説

人の判断は、理性だけでなく、感情や、身体的な判断機能によって行われている。

ビジネス

おもしろい仕事はない。仕事を、おもしろくする人間がいるだけだ。廊下の雑巾掛けにも、喜びを見出せる人が、真の仕事人である。

作業を「自発的だ」と捉えるのか、「人からやらされている」と捉えるのかでも、モチベーションが異なる。

つまらない仕事はない。仕事をつまらなくする考え方があるだけだ。意味のない仕事はない、仕事に意味がないと考えてしまうだけだ。

  • 働きアリの法則

自分で燃える → 自然発火型 … 10%
周りが燃えれば火が着く→ 着火型 … 70%
火を付けても燃えない → 不燃型 … 20%

  • エメットの第一の法則

仕事を先延ばしにすることは、片付けることより倍の時間とエネルギーを要する。

  • エメットの第二の法則

グズの原因のひとつは、完璧さに対するこだわりである。

  • ホフスタッターの法則

いくら作業時間を見積っても、予想以上に時間が掛かってしまう。
どんなことでも、それを始めたり完成したりすることに不安を感じる。

  • スティンザーの法則

反対意見を持つ人は相手の正面に座る。
賛成意見の次には反対意見が出やすい。
議長役のリーダーシップが弱いと正面に座った人と私語がはじまる。
議長役のリーダーシップが強すぎると隣の人とのヒソヒソ話が増える。

  • ピーターの法則

企業では、全ての人は昇進を重ね、最終的には、自分の能力の限界に達し、無能のレベルに到達する。

桃太郎の法則

桃太郎 … 起業家

アイデアと行動力に満ち溢れる創業者タイプである。混乱時に強く、言うこともコロコロ変わる典型的なワーカホリックタイプで、周囲の危険を聞かず、暴走することもある。

犬 … 実務家

魔法のように起業家の夢を現実化するタイプで、創業期には起業家と手を取り合って会社を急成長させる。まとめ役と相性が悪い。

きじ … まとめ役

愛と勇気の象徴である。グループ全体のまとめ役である。宴会要員タイプで根回しが得意である。

猿 … 管理者 ( 官僚 )

知恵の象徴である。システム化が得意な管理者タイプである。数字に細かく規則通りに物事を、運ぼうとする。起業家とは相性が悪い。

コミュニケーション

  • メラビアンの法則

コミュニケーションには、言葉・声・態度がある。

表情や態度 … 55%
しゃべり方や声質 … 38%
言葉の印象 … 7%
  • ミラーニューロン

人間には他人の行動から感情を読み取る機能がある。

  • NLP理論

相手との信頼関係を作る。

ミラーリング … 自分が相手の鏡になったつもりで体の動きを同調させていく。
ページング … 相手のペースに自分を合わせる。
  • ウィンザー効果

直接ではなく間接的に伝えた方が効果が高まる。

  • ピグマリオン効果

無条件に信用されると人は良い成績を残す。

  • 好意の互恵性 ( ごけいせい )

相手が好意を持っていることが分かると、自分も好意を返そうという心理法則
反対語 → 反意の互恵性

  • ステレオタイプ

人々が暗黙のうちに共有している思い込みや認識については、人は無条件で信じる。見た目・学歴・共通項 ( 出身地・居住地・趣味 )

  • ハロー効果 ( 背光効果 )

人を評価する時に、わかりやすい特徴に引きづられて、他の特徴の評価が変化する。

  • 社会的証明の原理

「私たちは他人が正しい」と考えていることに基づいてモノゴトの判断をする傾向がある。

  • 役割演技

人は与えられた役割を忠実に演じる傾向がある。例えば、上司と部下である。

  • モデリング効果

他人が怒られているのを見ると自分が怒られているかのように感じる効果がある。

  • ジョハリの窓

自分の知らない部分を指摘されるとその人のことを強く信用してしまう。

  • アイヒマン実験

閉じられた環境下では人は権威に服従する。

行動心理学

  • コミットメントの一貫性

人は、自分の行動したことに一貫性を保ちたがる。

  • マニャーナの法則

明日できることは今日やらないとする。
明日やることをリスト化することで、今日はやらなくていいと心理的負担を軽くすると同時に、明日はやるというコミットメントの一貫性を働かせる。

  • 初頭効果と終末効果

作業のはじめと終わりに能率が上がる。

  • ピークエンドの法則

快・不快の判断は、終了時の記憶に影響される。

  • バンドワゴン効果

一旦、人気に火が付くと、どんどん人気になっていく。

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