搾取される親から学ぶ
2021/2/27
損をしたくないと思うのは、誰にでもあることだけど、俺は、損をしたくない気持ちが大きいようだ。人より、損に対しての感覚が鋭敏だ。サラリーマンをしていた時の最適解は、最少の労働時間で最大の給料だった。つまり、時給の最大化だった。
でも、みんな「お金持ちになりたい」と本心では思ってないのと同じ。
できるだけ損をしたくはないけど、勉強は大変で難しいから、知ってる人に習おう。お金のことはよくわからないから、保険の人から習って、保険を掛けよう。それが民営の営利企業である保険会社である。
保険の人が、知ってるのには理由がある。得するからだ。みんな勉強が嫌いだから、勉強したら、知識が付いて、得をする。
タダで教えるわけはない。学校じゃないだから。営利企業が、教える手数料として、多額のお金を投資してもらうのが、保険会社である。
親を見ればわかる。バカみたいに、テレビを見て時間を浪費してきたから、知識がない。
そして、人生でたくさんの損をして生きてきている。医療保険も、積立保険も、学資保険も、何もわからないから、保険会社の言うがままである。自分の親の遺産で買った、虎の子で買った家も、奪われ、失う。
それでも、原因を追求せずに、学ばずに、テレビを見て、時間を浪費して過ごす。
だから、損をしたくない気持ちが強いのだろう。
親みたいに、他人に搾取されていることにすら気付かない人生である。それはそれでいいかもしれない。でも気付いてしまった。他人に搾取され続けてきた親に、自分に。もう、搾取されたくない、損したくない。
なるほど、全ては、つながった。損したくない気持ちは、これまでの人生の軌跡である。だから、これからの人生は、学びが軸だ。一生、学び続ける。知識こそが、他人に搾取されない唯一の武器である。知識武装こそが、資本主義社会の生きる道である。
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