裁判傍聴2~性欲という膨大なエネルギーは、暴走する

裁判傍聴

裁判傍聴2~性欲という膨大なエネルギーは、暴走する

2021/1/29

犯罪内容

『未成年者誘拐&準強制性行』という、これまで見たことのない、強烈なパンチ力がある事件である。

いわゆる、家出少女を自宅に泊めるだけのつもりが、性欲が理性に負けて、セックスしちゃったという事件である。

いや、いや、お前、絶対、家に連れ込んで、セックスする目的だったろ。会った瞬間に、GPS検索されないように、携帯の電源切らせてる。家に着いた後、少女に風呂に入らせて、その後、自分も風呂に入ってる。しかも、元妻の避妊薬飲ませて、生でやってる。そして、夜、射精できなかったから、朝、再チャレンジして、生中出しして、また、避妊薬飲ませてるやんけ。

被告人が、この未成年の家出少女との生セックスと生中出しの2回のセックスで、失ったもの

  • 仕事(22年間務めた会社をクビ)
  • 賃貸している借家(犯罪の温床となったところなので、大家に追い出される?)
  • 社会的信用(ロリコン誘拐犯)
  • 老齢の両親が後ろ指をさされない老後生活(ロリコン誘拐犯の親というレッテルを貼られて生きる老後生活)

被告人に関して

『Twitter#家出少女』というニュースを見て、興味を持ち、Twitterで、『#家出少女』で検索したことがきっかけである。

46歳のおじさんである。見た目年齢は、50歳代前半くらいだが、実際は46歳って聞いた時は、びっくりした。41歳の湯浅と5歳しか違わないのに、頭は剥げてるし、白髪だらけだ。否、多くの40代は、湯浅の認識より、もっと、老けているかもしれない。湯浅の友達は、結構な確率で、白髪染めしてるもんな。

会う前に、被害者に写真を送らせている。これも、セックスする気満々だから、写真を送らせてるのは、自明だ。

×2ということなので、ずっと、女性に不自由していたわけではない。事件を起こす3カ月前に、離婚している。離婚して、寂しくなったら、「風俗行けばいいのに」と思う。46歳のおじさんに風俗代がないわけがない。

もし、ロリコンという性癖があれば、過去に同様の事件を起こしている筈だ。だが、初犯である。ロリコンではないのなら、ますます、「いや、風俗行けよ」と思う。

多分、安易な気持ちで、DMをした。つりだと思ってDMした。でも、つりじゃなかった。風俗代をケチって、家出少女なら無料だと認識してしまった。無料はリスクが伴う。リスクがあるから無料なのである。

バレないと思ったのだろう。「なぜ、自分だけは、大丈夫」と思ったのだろう。人は、モノゴトの最中には、モノゴトを正しく認識できないという行動経済学がある。特に、性欲に関してのエネルギーは、生命の本能なので、抗うことはできず、自分の都合の良いように、誤認識する。

この件で味を占めたのか、捕まる前に、別の家出少女と会ってるが、家に連れて帰るまでには至らなかったようだ。

被害者に関して

Twitterでは14歳の中学生と言っていたが、実際には、12歳であった。自分の母親が再婚したから、新しい父親は、本当の父親ではない。もしかしたら、家に自分の居場所がなかったのかもしれない。そこで、家出して、一晩の宿代を体で払った。被告人が、暴力や脅迫によって体の関係を迫ったわけではない。これが、はじめてでは、ないのかもしれない。湯浅にも娘がいるので、心が痛む。

検察官が女性だったので、被告人に対しての敵意が剥き出しで、感情が剥き出し過ぎた。その剥き出しの感情が、その熱量が、裁判という舞台では、非常に映える。裁判とは、裁判官と検察官と弁護士と被告人という人間同士の、舞台である。その時その時でしか見れない、生きた舞台である。

裁判の傍聴席と、裁判の舞台の物理的な距離は、それほど離れていない。しかし、犯罪をしていない側と、犯罪をした側の現実的な距離は、実は、それほど、離れていないのかもしれない。

この被告人がやったことが当然許されるわけではないが、ほんのちょっとした興味が、Twitterで『家出少女』を検索することが、事件のきっかけだったとすると、犯罪に向かう糸口は、そこら中に溢れているかもしれない。気が付かないうちに、心が弱っている時に、そのちょっとしたきっかけに踏み込んでしまうことで、罪を犯してしまうかもしれない。

今回の件は特別だとしても、過去に、傍聴した殺人の裁判は、老齢の親の介護疲れによる、子による親殺しがあった。親の介護という誰にでも訪れる可能性のある未来に、犯罪は潜んでいる。自分だけは、絶対、大丈夫だと思わず、精神的に追い詰められたら、人は殺人したり自殺する可能性のある生き物なのだと認識する必要がある。

こういう風に、たまに、裁判を傍聴することで、犯罪者と犯罪の距離を実感して、自分と犯罪の距離を認識した上で、その距離を適切に取ることができるはずだ。

性欲は、莫大なエネルギーを持つ恐ろしい存在だから、適度に解消することが必要である。「妻や彼女がいなければ、たまには風俗に行った方がいい。」という当たり前のような結論ではあるが、行動経済学で、人は合理的に行動できないことが証明されているのだから、当たり前を当たり前と思わずに、行動しなければならない。

一緒に裁判を傍聴しに行った女性は、未成年だからって、自分の意思で行動したのに、無理矢理ではないセックスをしたのに、一方は、罰せられて、一方は、罰せられないというのは、おかしいという、女性側からの意見は、自分にはない視点だった。

  • 女性が、子どもが弱者だという認識があるから、守るべきものだと考えて、罰せられないのは、あるべき姿である。
  • 女性も、子どもも、1人の人間であるから、その行動には、本人が責任を持つべきであると考えて、どちらも罰するが、あるべき姿である。

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