人生の歩き方
2021/10/12
死というゴール
私たちは「100年後には死ぬ」としても、「明日死ぬ」とは考えてはない、「1年後に死ぬ」とは考えていない、「10年後に死ぬ」とは考えてない、50年後なんてわからない。
「明日死ぬ」なんて考えたら、怖くて寝付くこともできない。「寝たら死ぬ」としたら寝られない。私たちは、「明日も生きているだろう」と信じているから、今日、安心して眠れる。
死は怖いから、死のことを考えないで毎日を過ごしている。必ず、やってくる死を見て見ぬふりをして、過ごしている。
ただ、私たちは死ぬために生きているのではない。
目的と目標
人生に戻すと、人生において、目標を立てる。目標は、クッパだ。目標は、何でもいい。そして、目標のために、何か努力する必要はない。目標を立てるだけである。
結婚したい
子どもが欲しい
金持ちになりたい
持ち家が欲しい
ロレックスが欲しい
バセロンが欲しい
バーキンが欲しい
ベンツに乗りたい
エスカレードに乗りたい
ハーレーに乗りたい
タワマンに住みたい
マチュピチュに行きたい
モアイが見たい
世界一周して、ピラミッドと、サクラダファミリアが見たい
南の島で暮らしたい
海外移住したい
目標を立てるだけであるが、「目標を達成したい」と思わないなら、それは目標ではない。自分が、「この人生で、これ達成しないと死ねない」くらいなら、完璧だ。
目標達成
湯浅は、41歳である。今、目標に気付いただけだ。人生振り返ってみると、目標を立ていた。別に目標を意識して行動していたわけではない。
エスカレードなんて、駐車場で見かけたときに、「何、この車、めちゃくちゃカッコいい、いつか乗りたいなー」くらいである、そして、エスカレードを見かけるたびに、「カッコいい!」くらいである。車の運転好きじゃないから、車持たない派だけど、サーフィンする時に、「不便だな」と思って、自分の意思で初めて買った車が、エスカレードだった。
時計にハマっていたとき、世界一カッコいい時計を探したら、バセロンのオーバーシーズだった。何年か経って、お金に余裕が出てたときに、自分の誕生日に買った。
会社を辞めて3ヶ月東南アジアを放浪したときに、世界一周という概念に出会った。「いつか、世界一周に行きたい」と思った。転職して10年経った。仕事がつまらなくなってきたタイミングで、気が付けば横に、世界一周に行けるほどの貯蓄があった。
意識して目標を立てたわけではないけど、「欲しい」と「やりたい」があった。
目標達成の振返り
■目標を達成して、気付いたことがある。
- だいたいの目標は、お金で何とかなる。
- 欲しいモノは、買える。
- お金があれば、仕事を辞めて、世界一周もできる。
■世界一周で、気付いたことがある。
- 1年間、世界中を回って必要なのは、バック一個に入りきれるくらいのモノだ。
バック一個くらいのモノで、人は生きていけるのだ。 - お金で買えるモノには大きな価値がない。
■40年生きてきて、気付いたことがある。
- お金が通用しない世界がある。結婚生活や子どもである。
- 「お金持ちなりたい」と願い、お金を人生の軸に置いて仕事をした結果、家族を失った。
- 家族を失っても、まだ、お金持ちになりたかったし、お金持ちになることでしか、家族を失った自分の存在意義を見出せなかった。
本当の価値
目標の優先順位を間違えてはいけない。
お金は、失ってもまた稼ぐことができる。
一度失った家族は戻ってこない。
ヒトは、人間関係は、再生不可能だ。
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