2021/7/10
ポジティブな世界
隣の女性が、「魔法だ」と言っていた。
なるほど、「美容院は、魔法をかけてくれる場所だ」という価値観である。
美容院に行くと、髪に魔法がかかって、かわいくなる。
美容院は、髪を切る場所ではなく、美容院には、美容師という魔法使いがいて、髪にかわいくなる魔法をかけくれる場所で、美容院に行くと、かわいくなる。
実際には、人から見ると大した差はないかもしれない。男性なら、ほぼ気付かない差かもしれない。でも、本人が、「かわいくなった」と意識することで、実際に、明るくポジティブになって、人から、かわいく見えるはずだ。
美容院は、「自分がかわいくなった」と意識する魔法をかけてくれるところである。
ネガティブでない世界
湯浅にとって、美容院は、清潔感を得る場所だ。
他人から「不潔じゃない」と思ってもらうために行く。ポジティブというよりも、ネガティブにならないようにする行為だ。だから、美容院へは、仕方なく行く。
髪型もお任せだ。髪に興味はない。他人から得たい評価は「清潔感」である。だから、プロのお任せでいいのだ。
価値観
髪に対する湯浅の意識と、隣の女性の意識の違いは、価値観の違いである。
価値観によって、こんなにも、見える世界が変わる。
人の価値観は、それぞれだ。
- 普通なんて存在しない。
- 常識なんて存在しない。
- 正しいなんて存在しない。
そこにあるのは、ただ、個人の価値観だ。
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