2021/6/29
人類の進化
「家族が死んだショックよりも、毎日の満員電車の方が、苦痛は大きい。」
これは、科学的に証明されていると、何かで読んだ。
最初、このことを知った時は、「本当にそうなのか?」と思ったけど、離婚した時、娘と会えなくなった時、その時は、大いに荒れたけど、今は、落ち着いているもんな。
- 楽しい記憶は、美化され、残り続ける
- 辛い記憶は、だんだんと薄くなる
人類は、そうやって、進化してきた。
否、そういう個体が生き残った。
不幸とは?
家族が死んで、後追い自殺する人は少ないけど、月曜日に電車に飛び込んで自殺する人は多い。
不幸とはそういうことなのかなと。
毎日の積み重ねである。
毎日のちょっとした苦痛が、実は、毎日精神を蝕んでいるかもしれない。
- ほんのちょっとした、不快
- 苦痛と呼ばないほどの小さな違和感
- 気が付いてすらいないかもしれないほどのごく僅かな傷
幸せとは?
誰もが「幸せになりたい」と願う。
人は、幸せは、大きく考えてしまう。
お金持ちになりたい。結婚したい。子どもが欲しい。家が欲しい。
小さな幸せに気付かない。
- 帰る家がある。
- 美味しいご飯を食べられる。
- スマホがある。
気付けない。
気付くことができない。
- 帰る家がないことを経験しないと、帰る家がある幸せを認識できない。
- 日本食がない環境に行かないと、美味しいご飯を食べられる幸せを認識できない
- スマホが常時インターネットにつながらない生活をしないと、スマホがつながることの幸せに気付けない。
でも、それは、仕方がない。
小さな幸せの作り方
だから、小さな嫌なことに目を向ける。
毎日の生活の中で、小さな不快に目を向ける。
毎日の小さな不快→スポンジ

判断と思考は、タダじゃない
「100均のスポンジ置きで、お得だ」と思っていた。しかし、全然、お得じゃなかった。ゴリゴリの無駄なコストがかかる、負債だった。
小さな不快を、少しの工夫で改善することが、不幸を小さくする。
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