【本要約】池上彰のマンガでわかる経済学2

【本要約】池上彰のマンガでわかる経済学
経済学は「どうやったら金が儲けられるかを研究する学問」ではない。経済学者は、金持ちじゃない。経済学は「限られた資源をどう使えば私たちの生活がよくなるか」を考える学問である。
2021/10/17
経済学は、世の中を分析する武器になり得る。経済とは人間の営みであって、人々の思惑によって経済は動いている。そして、お金が回ることで経済は、発展していく。
敗戦
敗戦後に、日本が資本主義で経済発展をさせるために、輸出に有利な1ドル=360円という固定相場制が生まれた。
金本位制の崩壊によって、ドルの信用がなくなり、変動相場制へと移行していった。円高によって、企業の工場が、海外進出を始めた。これによって産業の空洞化が起こった。
バブル
日本はバブルが崩壊してからはデフレが続いている。
バブルの発端は、プラザ合意である。プラザ合意によって、アメリカ経済を立て直すために、先進国各国が、自国通貨高ドル安になった。円高ドル安である。
- 円高によって輸出産業が大打撃を受けた。
- その対策として、「金利を下げる」という政策を行った。
- 「日本の国土は狭く限りがある」という土地神話によって、土地の価格が上昇し続けるバブルが生まれた。
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